まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

考えていること

ダウンサイジング

「標本や文献は多い所に集まる」 よく虫屋のいうセリフである。私もその通りだと思う。そしてそのことがコレクションの価値や有用さに繋がっている。しかし、コレクションをスマートにして色々な意味で制御可能な状態にしておくことが重要なのかも知れない。…

妥協

"本気ってかっこ悪いものに見えて 言い訳のレパートリーばっか増えて 少し背が伸び 泣くことも減り 透明な心色づき 私は大人になってしまったの" (MinxZone「Diary Note」) 近年いやなニュースや情報ばかりが飛び交い、そういったものに鈍感になりつつあるし…

太陽光

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/spv/1810/30/news040.html これ大切な報告だと思う。

原風景

この前、実習で学生たちと森を歩いていたら、「トトロみたい、なんだか懐かしい」と学生たちが言っていた。切通の小道で上がカシに覆われた場所だから、まあ確かにそう感じたのだろう。思ったことは、マスメディアに簡単に印象操作されてしまうものなんだな…

Flickr

Flickrは1TBまで無料で写真保存ができたので、いろいろ便利に使えそうだ、と思って今年から使い始めた。研究で使う写真とミュージアムのタイプ標本写真のストレージ先として利用していた。その矢先にこのニュース。すでに1000枚以上を保管しているので何とか…

ソフトランディング

今年、九大のオーバードクターが放火・自死した事件は悲しくショックをうけた。この記事はとてもよく書かれているしその通りだと思うこともあった。ソフトランディング、確かにそうかも知れない。でも何か違うと私は感じた。自分の意見が定まっていないので…

テレカ

机の中から出てきた。一部マニアに垂涎の一品だろうけど、文献以外の人工物に興味の無い自分にはどうでもよいもの。でもとっておこう。

ボールペン

中学の英語のおじいちゃん先生はとてもユニークで好きだった。その先生は、学生時代は英単語を覚えるのにボールペンで何度も単語を書いて覚えたものだ、自分は⚪本もボールペンを使いきった、と言っていた。それならと真似してやっていた。実際にボールペンを…

勝負論文

気合い入れて執筆し、インパクトも大きいだろうと思って出した論文を、勝負論文と呼んでいる。数年に1本位は出したいと思っているが、なかなか予定通りにはいなかい。分類の論文の場合、属や科のレビジョンになり、かなりのページ数になることが多い。 最近…

昆虫すごいぜ 5時間目

今までも良かったが今回も楽しかったし良かった。予想通りにハンミョウだったが、幼虫釣りが失敗だったのは時期が悪かったからだろう。雌雄の見分け方は知らなかったので勉強になった。本当にハンミョウはいい虫。それが伝わる良い内容だったと思う。ただ、…

ライフハック

最近よく目にする言葉、ライフハック。とても好きだ。広義にとらえると、日々の生活をいかに最適化・最節約的に生きようとできるか、という感じだろう。話題になった断捨離なんかも広い意味ではライフハックと言える。自分自身もライフハックを意識しいろい…

地方

先日、10年ぶりに日勝峠越えをした。その当時はかなり頻繁にその道を運転していたから懐かしい気持ちだった。しかし、清水側に降りていつも立ち寄っていたローソンが店じまいしていたのは、予想はしていたが、寂しかった。途中のドライブインも閉まっていた…

日記

中学生の頃に一時、作家にあこがれたことがあった。虫屋のほとんどがそうだったと思うが、北杜夫を「昆虫記」以外も時系列に網羅的に読んで、その後に遠藤周作も同じように読んだ。その延長で小説を読みまくって小説家になることを夢見て、小説を書いてみた…

もし家族でくじを引くことになったら、我々は息子に引かせるだろう。彼はもっている、とよく言われるし、実際につまらないものをよく当てる。そんなに当たっているといざというときに当たらないよ、と我々親は言っているが、運の総量なんて人によって決まっ…

キャッチボール

学生によく言うことがある。面接はキャッチボールであると。面接官は言葉のキャッチボールをしたくて質問などを投げてくるので、それをどう投げ返すか、どういう球を返して欲しいかどこに返して欲しいかを瞬時に見極めることが重要だ。そして面接官はキャッ…

風力発電のアセスを緩和し、大規模太陽光発電を対象に

今回の北海道のブラックアウトを見て、結局は再生可能エネルギーはサブでしかないということを改めて思い知らされた。そんな中でこれらのニュースを見つける。 風発アセスは、バードストライクなどがあるためアセスが事業規模に比べ厳しい気がする。おまけに…

秋田さんのこと

秋田さんに初めてお会いしたのは、私がまだ二十歳そこそこの頃で、三重大学の演習林、平倉の山のなかだった。秋田さんはちょうど月刊むしにオオキノコの採り方について刺激的な記事を書かれていたのでオオキノコ屋だと思っていたが、カミキリも好きだという…

地図に残る仕事

「地図に残る仕事。」大成建設のCMを見るといつもはっとさせられる。キャッチコピーとしてもカッコいい。自分も前職ではそのような仕事の一部をやっていた。間接的な関わりではあるが、地図に残る仕事ではあった。ある貴重種に関するミチゲーションの一環で…

朽木

札幌にいる時に毎年見に行くある有名な倒木があった。超有名な倒木だったのだが、毎年同じところから写真を撮影したら経年変化が追えるかも知れない。10年くらい続けたら面白いかも、と思って写真を撮り始めて数年経った頃、札幌を離れることになってしまい…

受託研究

大学の教員は公共団体からの受託研究として、研究費を貰うことがある。契約条件等は個々に異なるので一概には言えないが、以下は自身の体験で感じたことを書く。 県から受託研究を受けたのは、前任者からの引継ぎであった。フィールドに出て調査をして簡単な…

大雨の影響

県内でも甚大な被害があって収まっていないところに書くのもなんだが。。。 昨日から、近くのモスバーガーとてんやが休業している。加えてコンビニやスーパーのパン類がほとんど入荷していない。おそらく、岡山・広島での洪水被害による直接・間接的影響だと…

ファン心理

SURFACE再始動とのこと。嬉しい。 某ラーメン屋が最近TVに出て以来、店の前に行列が出来て食べることができていない。新しい店だがぜんぜんお客が入っていなくて、でも美味しいのでまめに通っていたのだ。ファンとしては、美味しいのでみんなに知って欲しい…

新人

今年は1年生が5人、外部から進学のM1が1人増え、研究室も盛況だ。その中にはいわゆるバリバリの“虫屋”が何人かいて、本当に楽しそうに虫採りをしているのを見ると、自分の学部生の頃のことを思い出す。いまではだいぶん擦れてしまったが、あの頃の自分は本当…

新聞記事

久しぶりに新聞記事を書いた。200文字ほどの短い記事。締め切りを過ぎていて時間が無いとのことで、30分ほどで書き上げ渡した。ざっと書いた後、2回ほど打ち出して推敲したので、実質文章を考えていたのは10分ほどだったかも知れない。 こうした一般向けの文…

2004〜2006

久しぶりに図書館の収蔵庫に入る。探していた情報はすぐに見つかった。 うちの図書館の雑誌を見ると、2004年から2006年頃に購入を止めたものが多い。独法化の余波だろう。もっとも電子ジャーナル化したので紙媒体の購入を止めても大丈夫だろうという目算もあ…

旗当番

朝は半年に1回ほどまわってくる旗当番。交差点で渡る際の補助をするのだが、元気な子もいるし朝からだるそうにしている子もいて、いろいろ考えさせられる。 自分は都合3校の小学校に通った。1校目は数ヶ月しか登校しなかったのでよく覚えていない。2校目は1…

分類学会大会のこと

一昨日の大会は、個人的に本当に楽しかった。簑島君にご尽力いただき本当に感謝感謝。二次会で簑島君の行きつけの飲み屋に宇都宮さんと3人で行ったのは本当に嬉しかった。懇親会も独特な雰囲気で良かった。 一番印象に残ったのは、安田君の発表。半分無理や…

PDF壊れてた

ふと見たくなって、過去(2012年)に貰った論文のPDFを探し出して開こうとするも開かない。「文書が破損しています。修復できません。 ファイルはサポート対象外のファイルタイプであるかファイルが破損しているため、Adobe Reader では開けませんでした(例…

写真2

今はだれでも写真を手軽に撮影している。スマホのカメラも性能がよく気軽に撮影するのに便利だし、有名人の周りにスマホで写真撮影しようと集まる人だかりも最近は見慣れた光景になった。でも弊害はあると思う。 博物館実習ではパネル展示を作成させているが…

写真1

小学生たぶん3年生の頃からか、家のカメラを使わせてもらい、いろいろと言っても主に鳥とか虫とかを撮影していた。「子供の科学」に読者の写真投稿欄があり、そこにも何度か出したことがある。同級生の松本君と競争するかのように出していたが、確か彼の写真…