まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

スナムグリヒョウタンゾウムシの分子系統

Yuko Yamashita, Daisuke Waku, Norio Kobayashi, Tadashi Ishikawa, and
Hiroaki Kojima (2019) Population Structure of Two Flightless Weevils of Genus Scepticus Roelofs (Coleoptera, Curculionidae) with Seashore Habitat in Japan. Zoological Science, 36(1) : 82-94.

ミトコンドリアCOIとCOIIの解析で、海浜性2種を見ている。主に太平洋岸に生息するサビヒョウタンゾウムシと主に日本海側に生息するスナムグリヒョウタンゾウムシでは分子の多様性や分布パターンが大きく違っているようだ。島根県山口県では両種が分布するようで調べてみると面白そうだ。

宗谷WF

headlines.yahoo.co.jp

既設57基をすべて撤去し15基と半分以下に減らすのだから良いのでは?それとももっとバードストライクが想定される危ない場所に移すのだろうか?

上記ニュースを見て探してみたが、環境配慮書や図面は見つからず環境大臣意見を見たが、そんなには強い口調には感じなかった。

10年で建て替えって元が取れたのか、などいろいろ疑問はあるけど、一番の疑問はなんで本案件だけニュースで取り上げられるのだろうか。既設WFのリプレイスよりも新規案件で問題多そうなところが多いのに。

修論発表会

朝から修論中間報告発表会と、午後から修論最終発表会。他の研究室の学生の中には、ちょっとどうだろうと思う発表もあったが、うちの学生はまあまあだった。十川君の発表は、卒論の時からのネタも入っていて、時の流れを感じた。動物地理区の図をどこからか持って来てそれを下図に分布の話をしていて、その地図の質問が来たがトンチンカンな返答をしていた。

数日前に大塚君の発表があって、明後日には卒論がある予定。

 

カサアブラムシの虫えい

初宿成彦(2018)日本産トウヒ属Picea樹上に形成されるカサアブラムシ(半翅目)の虫えい形態.Bulletin of the Osaka Museum of Natural History, (72): 19-31.

日本産トウヒ属6種につく9種のカサアブラムシの13種の虫えいが一覧できる。本当に素晴らしい出来。

”トウヒ属の梢や針葉は、若い枝と古い枝の間で形態的に相違しているため、原生であっても樹種の同定が困難な場合があるが、(略)寄主植物の種の同定は、虫えいの形態によるほうが、(略)安定して行うことができる。” 全くその通り、と思った。だけど、やはり虫えいの付着率が低い樹種もあるので万能ではないとのこと。

この仲間は四国では多様ではないのでつまらないし、見つけたことがない。