小豆島のスモモから発見されたとのこと。ちょっとショック。初確認されるとしたら讃岐山地からだろうと思っていた。
Sundaloma
Szawaryn K. (2026) A new unusual discolomatid beetle from the Northern Sumatra (Coccinelloidea: Discolomatidae). Deutsche Entomologische Zeitschrift, 73(2): 315–321.
新属新種Sundaloma seideli gen. et sp. nov.をスマトラから記載。とりあえずAphanocephaliniに入れているが暫定的。確かに変わっている。でも1雌での記載なのでよく判らない。追加個体が望まれる。
【書評】害虫・益虫生態活用図鑑

写真が多く楽しい。害虫・益虫と言っても、農林業に限ったもので、鳥やカエルまで出てくるのはタイトルとは違ってるかなと思った。いくつかは初めて見るような種が掲載されていてよかった。アブラムシも数種は見たことないものだった。採りたい。
益虫編は、オオムラサキのようになぜそれを載せた?と思うようなものも掲載されているが、「身近な生態系で保全したい生き物」という副題が書いてあり、そういう意図で掲載したかったのだろう。
ざっと見て、2つの誤同定を発見。
悲報
石手川にある有名なケヤキが伐採されてしまった。
先週の土曜日に大きな枝が折れて落ちているのを吉田さんが発見したと聞いていた。そして昨日、学生が伐採作業しているのを見たという。
学生実験を行うところにある道沿いのケヤキで、クロマダラタマムシが採れるのでうちの研究室内では有名だった木。ヤドリギが高密度で付いていて弱っていたのだろう。民家に近いこともあり安全を優先させた判断だと思う。残念だ。
思えば自分はこの木で2本論文を書かせてもらった。
Yoshitomi, H. and K. Ozaki, 2019. Host plant and larva of Nygmia staudingeri (Lepidoptera: Lymantriidae). Japanese Journal of systematic Entomology, 25(2): 129-131.
吉富博之・田中宏卓,2015.ヤドリギで得られたカイガラムシ3種.Rostria, (58): 41-43.

韓国のウスバカゲロウ
Kim J, Yang J, Kim S (2026) New report of two Nemoleontinae species from the Korean Peninsula (Neuroptera, Myrmeleontiformia, Myrmeleontidae). Biodiversity Data Journal 14: e203903. https://doi.org/10.3897/BDJ.14.e203903
ヒメウスバカゲロウPseudoformicaleo nubeculaとリュウキュウホシウスバカゲロウParaglenurus okinawensisを初記録している。前者の成虫の白バック写真があっていい感じ。
【書評】 くらべてわかる動物の痕跡

これすごい。買いの一冊。哺乳類と鳥類の痕跡を主に掲載。鳥の糞のページには狂気を感じた(すごく褒めている)。いろいろ勉強になった。本書を見た後は、野外に出たくなること間違いない。
