まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2017-01-01から1年間の記事一覧

スターウォーズ 最後のジュダイ

レイトショーで見た。良かった。いくつか理解不能なところがあったが、次回への伏線なのかも知れない。

NZのマルハナノミ図鑑

AGATA KIAŁKA, RAFAŁ RUTA (2017) An illustrated catalogue of the New Zealand marsh beetles (Coleoptera: Scirtidae). Zootaxa, 4366(1): 1–76 素晴らしい出来。NZのマルハナノミファウナの解明を老後の仕事として考えていたNyholmの遺品を整理し、その…

帰省

朝風呂を堪能してから、アフリカンサファリへ。初めてで様子が分からず、開園1時間以上前に着いてしまったが、既に待ちがいた。朝一番のバスに乗り込む。ライオンやゾウなどに餌やりしてそれなりに楽しかった。ただ子供達にあとで聞くと、触れ合えたリスザル…

帰省

ばたばた用意して出発。最後に研究室に寄りたかったが、時間なかった。 三崎から昼前のフェリー。昼過ぎに佐賀関着。別府まで走り本日のホテルへ。本日の営業終了。

仕事納め

本当は明日が仕事納めだが、一足先に今日が仕事納め。学生は十川君しか出て来ていないので、ゴミを出したり片付けたり。ひと段落ついたら某ヒメドロのゲニのスケッチを進める。やはり変な作りで、いろいろな本をひっくり返しつつ作りを理解しながら描く。墨…

ヤツボシハナカミキリの後翅

Robert Rossa, Jakub Goczał, Bartosz Pawliczek, Nobuo Ohbayashi (2017) Hind wing variation in Leptura annularis complex among European and Asiatic populations (Coleoptera, Cerambycidae). ZooKeys 724: 31–42. ヨーロッパと極東のヤツボシハナカ…

フタガタカメムシ科の再検討

T. Yasunaga & K. Yamada (2017) Review of the microphysid genus Loricula Curtis in Japan (Hemiptera: Heteroptera: Microphysidae), with descriptions of three new species, Journal of Natural History, 51:21-22, 1209-1227, DOI:10.1080/00222933.…

まだまだ本調子ではない

朝一で和文誌の入校。ちょっと遅れたけど、やっと年越しできる。 午前午後に会議各1本。 夜に嬉しいニュースが飛び込む。良かった。 それにしても、鼻と喉がまだダメ。

昆蟲

日本昆虫学会の学会誌「昆蟲」。某CiNiiから読めなくなった際には呪いの言葉を吐く人が多かったが、全て紙媒体で揃っているうちには関係ない(でも「ネットで拾えるから」という理由で冊子の受け取り拒否をした図書館には恨み節)。どうだまいったか、へへへ…

オフ

朝からソフトの試合。夕方まで。寒かった。

日本のヨツボシテンダマは3種!

Sogoh, K. and H. Yoshitomi, 2017. Revision of the Genus Ancylopus (Coleoptera: Endomychidae) of Japan. Elytra, n.s., 7 (2): 421–438. これも思い入れのある論文になったので紹介。十川君のテンダマ論文2本目。 ヨツボシテントウダマシは畑の脇などに…

台湾のイタドリハムシ

Chi-Feng Lee (2017) The genus Gallerucida Motschulsky in Taiwan (Insecta, Coleoptera, Chrysomelidae, Galerucinae). ZooKeys 723: 121–151. 台湾産イタドリハムシ属を纏め4種を認めている。著者からはあることについて相談を受けていたが、本論文では…

カリポゴン

D.-A. YI, A.V. KUPRIN, Y.H. LEE and Y.J. BAE (2017) Newly developed fungal diet for artificial rearing of the endangered long-horned beetle Callipogon relictus (Coleoptera: Cerambycidae). Entomological Research 47: 373–379. カリポゴンの人…

Rhantus selkirkiの幼虫

Michat MC, Balke M. (2017) Evolution of the Juan Fernández diving beetle, Rhantus selkirki (Coleoptera, Dytiscidae). Zool Scr. 2017;00:1–10. https://doi.org/10.1111/zsc.12268

flagellumの硬さ

Y. Matsumura, A.E. Kovalev, Stanislav N. Gorb (2017) Penetration mechanics of a beetle intromittent organ with bending stiffness gradient and a soft tip. Sci. Adv. 2017;3: eaao5469 カメノコハムシを用いて、異常に長い雄交尾器のflagellumの先…

オフ

体調は相変わらず。ソフトの試合だったが、娘と2人でお留守番。

アマミヨコミゾドロムシ

Kamite, Y., H. Yoshitomi and M. Hayashi, 2017. A Remarkable New Species of the Genus Leptelmis Sharp from Amami-Ôshima, with Redescription of the Larva of Leptelmis gracilis Sharp (Coleoptera, Elmidae, Elminae). Elytra, n.s., 7 (2): 395–40…

別刷り

十川君に手伝ってもらい、西川さんのご自宅に余剰文献類を取りに伺う。段ボール箱約20箱。まだまだあった。 予定よりも時間がかかってしまい夕方に終了。 車の運転をするために、風邪薬を飲まなかったのがいけなかったのか、体調が少し悪化。早めに就寝。

忘年会

だいぶん体調回復。 夜は研究室の忘年会。研究室外のゲストを数名迎えた、華やかな会。楽しかった。ふと、家族以外の女性と話したのは何日ぶりだったかと、計算してしまった。病み上がりなので二次会には行かず、1人ナンバーワンで〆。

中国のクワガタムシ

Huang Hao & Chen Chang Chin, 2010. Stag Beetles of China I. 288pp. Huang Hao & Chen Chang Chin, 2013. Stag Beetles of China Ⅱ. 716pp. Huang Hao & Chen Chang Chin, 2017. Stag Beetles of China III. 524pp. 論文集のような作りになっている。図鑑…

【書評】 したたかな寄生

成田聡子(2017)「したたかな寄生 脳と体を乗っ取り巧みに操る生物たち」幻冬舎新書 病床で読了。面白い。新書でこの内容が読めるというのはお徳だし本当にお勧めの本。今年読んだ本の中で、1,2番目に面白かった。私が寄生と共生に興味があるからかも知れな…

白い綿毛と昆虫のwax

KAZUO YAMAZAKI (2017) White plant shoots, wax-producing insects and other white structures made by arthropods: A mimicry complex? Eur. J. Entomol. 114: 343–349. 昆虫のwaxやアワフキの泡、クモの卵のうなどが白いのは、植物の若芽が白く綿毛状に…

新名

M.A. Alonso-Zarazaga, H. Barrios, R. Borovec, P. Bouchard, R. Caldara, E. Colonnelli, L. Gültekin, P. Hlavá􀃾, B. Korotyaev, C.H.C. Lyal, A. Machado, M. Meregalli, H. Pierotti, L. Ren, M. Sánchez-Ruiz, A. Sforzi, H. Silfverberg, J. Skuhrove…

体調不良

朝一で会議。良い方向に進んでよかった。 鼻がつまり喉も痛いので作業に集中できない。この時期は研究を進めるのに時間がとりやすいと言うのに。どうしてもきついので、夕方の会議をサボらせてもらい早めに帰宅。熱っぽく喉も痛いので溶連菌かも知れないと思…

風邪?

朝一で耳鼻科へ。喉はやはり腫れてるらしい。風邪でしょうとのことで、薬をもらい、研究室へ。しばらくすると、娘を小児科に連れていった嫁からメールが入る。溶連菌だとのこと。不安になり、ネットで検索すると大人でも完感染するらしい。はたして自分は風…

【書評】ヒラノ教授の論文必勝法

この前の東京出張の際に購入し、帰りの機内と今日の病院の待合室で読了。楽しく読めた。 分野が違うので作法等は違うけど、参考になることが多かった。13章と14章の大学と大学教員に関するところは、まったくそのとおりだけど、なかなか難しいよな、と思って…

動物地理区

寺山守(2017)動物地理区の新体系:アリ相およびギングチバチ相を用いた中国・日本界の検証.つねきばち(31):1-14. 動物地理区のこれまでの考えをレビューしつつ、中国界と日本界を分けるべきかをアリとギングリバチの種の固有率などにより論じている。基…

ダウン

風邪でダウン。熱は無いけど喉と鼻。一日ずっと家にいて本を読んだり仕事したり。環境レポートのチェックなど、あまりやる気が起きない仕事が出来たのは良かったが、鼻が詰まって頭がぼーっとしているのでPCに向かうのが苦痛。 娘も熱があまり下がらない。

Dineutus sinuosipennisの幼虫

M.C. Michat, G.T. Gustafson, J. Bergsten (2017) Larval description and chaetotaxic analysis of Dineutus sinuosipennis Laporte, 1840, with a key for the identification of larvae of the tribe Dineutini (Coleoptera, Gyrinidae). ZooKeys 718: 9…

ニレハムシの内袋

Y. Matsumura, H. Suenaga, Y. Kamimura, S.N. Gorb (2017) Traumatic mating by hand saw-like spines on the internal sac in Pyrrhalta maculicollis (Coleoptera, Chrysomelidae, Galerucinae). ZooKeys, 720: 77–89. ニレハムシの雄の交尾器内袋にある…