まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

GW2日目

天気が良いので採集に行こうと思っていたが、昨夜の夜更かしが良くなく寝坊したので採集に行くのはやめた。 朝から子供たちと嫁さんは、同じマンションの友だち・ママ友たちと石手川公園に遊びに行き、フリーに。終わっていない池田君の原稿に取り掛かりつつ…

タトウ1

GW1日目

朝から南日本自然史博物館を子供たちと見に行く。最後の企画展とのことで、ご本人もいらしたが、来館者が多かったので挨拶できなかった。 その後、約束だったので裏の公園で遊ぶ。 午後はちょっと昼寝してから池田君の原稿直しに取り掛かる。このGWは結構仕…

【書評】「鹿野忠雄―台湾に魅せられたナチュラリスト」

「鹿野忠雄―台湾に魅せられたナチュラリスト」山崎 柄根(1992) 以前から興味があって読んでみたいと思っていたが、篠永先生から頂いた書籍の中にあったのでさっそく読んだ。読み物としては固く面白みがないけど、伝記としてはよく調べているし事実を出来る…

カミキリの文献紹介本

Bousquet, Y. (2016) Litteratura Coleopterologica (1758–1900): a guide to selected books related to the taxonomy of Coleoptera with publication dates and notes. ZooKeys 583: 1-776. doi: 10.3897/zookeys.583.7084 1758-1900年の622著者990編以上…

タイプなし記載

Santos, CM et al. (2016) On typeless species and the perils of fast taxonomy. Systematic Entomology (2016), DOI: 10.1111/syen.12180 Marshall & Evenhuis (2015)を引き合いに出して、良い子は真似しないようにという意見。全くもって同意。

博物館実習

午後から岩石鉱物の実習だったがいそいそ着いて行った。地学の実験室に愛媛県の地質図があり、食い入るように見てしまった。中央構造線の南北で地質の入り方が全く違っていて面白い。この地質図だけで3時間は暇つぶしできるな。簡単なレクチャーのあと雨の降…

鹿野忠雄 業績目録

山崎柄根(1974)鹿野忠雄博士(1906-1945)の生涯と業績.埼玉大学紀要教育学部(数学・自然科学),22:13-30. 北ボルネオで消息を絶った時、まだ38歳と若かった。知らなかった。300編以上の論文等を出している。 ”学問的に価値ある業績は、つねに関連する…

Caria dilatata

戸田尚希(2016)西表島で大型テントウムシの一種Caria dilatataを採集.月刊むし(543):61. 最近、台湾で記録のあるテントウムシが日本で次々見つかっている気がする。

2015年の甲虫界

甲虫界編集グループ(吉富博之・林成多・山迫淳介・亀澤洋),2016.2015年の昆虫界をふりかえって 甲虫界.月刊むし,(543): 22-37. 呪文のようにゾウムシの名前だけで4ページも並んでいる。昨年は自分自身も日本産種を4種増やすことができた。

アジアのヒラタドロムシ追加記録

Lee, C.-F. (2016) New species and faunistic records of Psephenidae from Asia (Coleoptera) IV. Entomologica Basiliensia et Collectionis Frey, 35: 151-180. 670個体の標本データを整理。7新種を認め、多くの新産地と2種のシノニム処理を行っている。…

ユーカリハムシ

ユーカリハムシTrachymela sloaneiの日本での分布についてLeeさんから聞かれたのでちょっと調べた。 今の所、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、京都府、大阪府、兵庫県で記録されているようだ。2006年頃から採集されており正式に記録されたのは2008年。そ…

飲み会

ヒメバチの清水君が来たので歓迎会@媛鶏 それにしても最近飲み過ぎで金欠。

ハダニ食ハネカクシ

Kanao, T., M. Maruyama, S. Ohno (2016) Redescriptions and distributions of acarivorous rove beetles, Holobus kashmiricus beneficus and H. yasumatsui (Coleoptera: Staphylinidae: Aleocharinae), in Japan and Taiwan. Applied Entomology and Zoo…

水野さんのPidoniaの資料

40年前の昆虫学研究室の状況

この前、研究室の古い資料を整理していたら出てきた「わが国の大学における 応用昆虫学教育の現状と将来」連絡会議資料(昭和51年)という冊子。捨てるのは忍びなくでも取っておいても仕方ないのでPDFにした。送ったら喜んでくれそうな数名にお送りしておい…

さら

学生4人(稲岡、久末、岡安、石田)を連れて皿が嶺へ。午前中は天気も良く気持ち良かった。 昼頃から曇りはじめた。 たいした成果はなかったけど、気分転換になった。

日本の昆虫 ヒメゾウムシ亜科

吉原一美(2016)日本の昆虫Vol. 6ゾウムシ科 ヒメゾウムシ亜科.171 pp., 櫂歌書房,福岡.[Yoshihara, K. (2016) The Insects of Japan, Vol. 6. Coleopetra, Curculionidae, Baridinae. 171 pp., Touka Shobo Co. Ltd., Fukuoka. ] 難解そうなヒメゾウム…

査読結果

英文誌と和文誌の編集を並行して進めている。例年なぜかこの時期が一番忙しい。 ZTに投稿中の原稿の査読結果が来た。R1、R2ともにminor。早く直してしまいたい。R1はいくつか大きな、でもあまり本質的ではない指摘が入っている。R1・R2とも、とても評価して…

飲み会

週に一度の高校生相手の授業。今日は標本を作った。展翅1つと展脚1つでこんなに時間がかかるとは。 コースの教員での飲み会@宇和海

ミュージアム講座

前期にミュージアム講座を5回開くことにしている。そのうちの2回を広報開始した。今回は試みとしてHPやFacebookなどの媒体を中心に広報するのだが(お金無いので)、果たしてどれくらい集まるだろう。 ちなみに下のチラシの左側が自分が作ったもの、それを受…

中国のナガクチキの記録

Chen–Fu Hsu, Yun Hsiao, Yun Li, Hong Pang (2016) New data on the genus Melandrya (Coleoptera: Melandryidae) from China. Far Eastern Entomologist, (309): 14-20. Sun Yat–Sen大学のコレクション調査の結果、セアカナガクチキMelandrya (Bonzicus) c…

Sadonebria

Sasakawa K (2016) Two new species of the ground beetle subgenus Sadonebria Ledoux & Roux, 2005 (Coleoptera, Carabidae, Nebria) from Japan and first description of larvae of the subgenus. ZooKeys 578: 97-113. doi: 10.3897/zookeys.578.7424 N…

Harmonia manillana

Poorani J, Booth R (2016) Harmonia manillana (Mulsant), a new addition to Indian Coccinellidae, with changes in synonymy. Biodiversity Data Journal 4: e8030. doi: 10.3897/BDJ.4.e8030

揺れやすい地盤

揺れやすい地盤 うちは1.23だった。何となく地形を見て扇状地の一部で安全そうだと思っていたけど、こうやって見せられると納得する。やっぱり中央構造線が怖い。

カクレクロスジヘビトンボ

下野谷豊一(2016)本州中部の福井県で発見されたクロスジヘビトンボの一新種.福井市自然史博物館研究報告,(62):43-52. [Shimonoya, T. (2016) A new species of Parachauliodes (Megaloptera: Corydalidae) from Fukui Prefecture, Central Honshu, Japa…

農場実習

朝から雨がぱらつく肌寒い中、農場実習。ゴボウが植えられていて、聞いたら知っている学生がいて嬉かった。雨が強くなってきたので早目に終了。 お決まりの「うどんの雅」で定番の天おろしぶっかけの熱。旨い。 夜は新歓コンパ@来さいや やっぱり飲み過ぎて…

オフ

午前中は子守。公園に行ったが暑かった。今年は毛虫が多い気がする。 午後から研究室に出ていき自分の研究を進める。

オフ

朝から買い物など。 夜は墨入れ。何とか終わった。文献調査―解剖―スケッチ―墨入れは、種を記載する一連の作業の中でも一番好きな作業。ここからが苦行のルーチンが続く。

SEM

朝からSEMの観察をしようと、SEMの電源を入れて研究室に戻ると学生につかまりしばし研究指導。昼ごろになってやっと解放されて少し観察しようとしたが下準備をしただけ。 午後は高校生2人の指導。キャンパス内で昆虫採集をした。 高校生が高校に戻った後、や…