まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

考えていること

集めること

以前、ある学生に、分類の研究はしてみたいが新種をみつけることには全く興味がない、と言われたことがあった。その学生は昆虫採集が趣味で、ある昆虫のコレクターだった。その時は何が言いたいのか全く理解できなかったが、どういうことなのか最近なんとな…

環境調査会社

環境アセスメント関連などの生物調査を行う小さな会社に勤めていた。アセス会社は環境破壊に加担しているみたいで嫌だ、という意見を聞くことがあるし、自分自身も学生の頃にそう思っていた。しかし、あるアセス会社に勤務する人に、環境アセスメントに関わ…

稲荷山アーカイブ

ここで昆虫図鑑などがアーカイブされている!素晴らしい。どういう経緯なんだろう?

ヒグマ

先日、TVを見ていたら日高の福岡大学ワンゲル事件のことをやっていた。再現VTRがおどろおどろしく、息子は怖い怖いと言いながらも釘付けになって見ていた。 私はがっかりしていた。最初からは見ていないので誤解があるかもしれないが、再現VTRが森林内での撮…

公募

家が狭く、子供たちの部屋のスペース確保で私物を片付けたり研究室に持ち込んでいたりしている。公募に出しまくっていた時の書類一式が出てきた。束にして20㎝ほど。そのまま捨ててしまっても良いのだが、記念にとスキャンして保管することにした。 どこに出…

実務家教員

しっかりとした定義がないまま使われている「実務家教員」であるが、「大学叩き上げではない教員」という程度の場合から「起業して業界バリバリ第一線でやっていた(いる)教員」まで様々だと思う。自分がいる農学部にはコースにも寄るし程度の差もあるが「…

継承

知識の継承はどのようにされていくものだろうか?著名な研究者の貴重な蔵書が没後に図書館に寄贈されたは良いけれど、その後に破棄されてしまったニュースを近年いくつか目にした。きっとそんな不幸なケースは稀かと思うけど、これからそのような例は増えて…

同定作業

生き物に詳しい人でも、昆虫の同定作業がとても大変で専門性と経験と、そしてお金がかかることを理解していないことがある。数年前にある学校の生物の先生から、生徒が研究で集めたベントスの同定を無償で、それもかなりの量を依頼されたことがある。協力し…

新元号

セイボウとかゲンゴロウとかゲンセイとかそんな元号になったら楽しいな。特に、セイボウは響きも良いと思う。漢字は当て字だけど「成望」かな。テントウもありだ。この場合は「天当」かな。 など考えながら、今日の会議を乗り切った。花粉症たいへん。

経済が一番

ニシキゴイを国魚に、という動きがあるようだ。確かに日本のニシキゴイは国内外の愛好家の間では高額で取引されており、国をあげて輸出を後押ししたいのだろう。 でも、アメリカやオーストラリアではコイが外来種として猛威を振るい河川生態系に対して負の影…

レポート

今期からオンラインの講義を担当している。500人以上の受講生。環境に関するコマを担当しているが、講義の動画は2年前に撮影したものなので内容が古くなってしまったところもあり、可能なら撮影しなおしたいところ。それくらい、身近な環境問題は刻一刻と変…

ダウンサイジング

「標本や文献は多い所に集まる」 よく虫屋のいうセリフである。私もその通りだと思う。そしてそのことがコレクションの価値や有用さに繋がっている。しかし、コレクションをスマートにして色々な意味で制御可能な状態にしておくことが重要なのかも知れない。…

妥協

"本気ってかっこ悪いものに見えて 言い訳のレパートリーばっか増えて 少し背が伸び 泣くことも減り 透明な心色づき 私は大人になってしまったの" (MinxZone「Diary Note」) 近年いやなニュースや情報ばかりが飛び交い、そういったものに鈍感になりつつあるし…

太陽光

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/spv/1810/30/news040.html これ大切な報告だと思う。

原風景

この前、実習で学生たちと森を歩いていたら、「トトロみたい、なんだか懐かしい」と学生たちが言っていた。切通の小道で上がカシに覆われた場所だから、まあ確かにそう感じたのだろう。思ったことは、マスメディアに簡単に印象操作されてしまうものなんだな…

Flickr

Flickrは1TBまで無料で写真保存ができたので、いろいろ便利に使えそうだ、と思って今年から使い始めた。研究で使う写真とミュージアムのタイプ標本写真のストレージ先として利用していた。その矢先にこのニュース。すでに1000枚以上を保管しているので何とか…

ソフトランディング

今年、九大のオーバードクターが放火・自死した事件は悲しくショックをうけた。この記事はとてもよく書かれているしその通りだと思うこともあった。ソフトランディング、確かにそうかも知れない。でも何か違うと私は感じた。自分の意見が定まっていないので…

テレカ

机の中から出てきた。一部マニアに垂涎の一品だろうけど、文献以外の人工物に興味の無い自分にはどうでもよいもの。でもとっておこう。

ボールペン

中学の英語のおじいちゃん先生はとてもユニークで好きだった。その先生は、学生時代は英単語を覚えるのにボールペンで何度も単語を書いて覚えたものだ、自分は⚪本もボールペンを使いきった、と言っていた。それならと真似してやっていた。実際にボールペンを…

勝負論文

気合い入れて執筆し、インパクトも大きいだろうと思って出した論文を、勝負論文と呼んでいる。数年に1本位は出したいと思っているが、なかなか予定通りにはいなかい。分類の論文の場合、属や科のレビジョンになり、かなりのページ数になることが多い。 最近…

昆虫すごいぜ 5時間目

今までも良かったが今回も楽しかったし良かった。予想通りにハンミョウだったが、幼虫釣りが失敗だったのは時期が悪かったからだろう。雌雄の見分け方は知らなかったので勉強になった。本当にハンミョウはいい虫。それが伝わる良い内容だったと思う。ただ、…

ライフハック

最近よく目にする言葉、ライフハック。とても好きだ。広義にとらえると、日々の生活をいかに最適化・最節約的に生きようとできるか、という感じだろう。話題になった断捨離なんかも広い意味ではライフハックと言える。自分自身もライフハックを意識しいろい…

地方

先日、10年ぶりに日勝峠越えをした。その当時はかなり頻繁にその道を運転していたから懐かしい気持ちだった。しかし、清水側に降りていつも立ち寄っていたローソンが店じまいしていたのは、予想はしていたが、寂しかった。途中のドライブインも閉まっていた…

日記

中学生の頃に一時、作家にあこがれたことがあった。虫屋のほとんどがそうだったと思うが、北杜夫を「昆虫記」以外も時系列に網羅的に読んで、その後に遠藤周作も同じように読んだ。その延長で小説を読みまくって小説家になることを夢見て、小説を書いてみた…

もし家族でくじを引くことになったら、我々は息子に引かせるだろう。彼はもっている、とよく言われるし、実際につまらないものをよく当てる。そんなに当たっているといざというときに当たらないよ、と我々親は言っているが、運の総量なんて人によって決まっ…

キャッチボール

学生によく言うことがある。面接はキャッチボールであると。面接官は言葉のキャッチボールをしたくて質問などを投げてくるので、それをどう投げ返すか、どういう球を返して欲しいかどこに返して欲しいかを瞬時に見極めることが重要だ。そして面接官はキャッ…

風力発電のアセスを緩和し、大規模太陽光発電を対象に

今回の北海道のブラックアウトを見て、結局は再生可能エネルギーはサブでしかないということを改めて思い知らされた。そんな中でこれらのニュースを見つける。 風発アセスは、バードストライクなどがあるためアセスが事業規模に比べ厳しい気がする。おまけに…

秋田さんのこと

秋田さんに初めてお会いしたのは、私がまだ二十歳そこそこの頃で、三重大学の演習林、平倉の山のなかだった。秋田さんはちょうど月刊むしにオオキノコの採り方について刺激的な記事を書かれていたのでオオキノコ屋だと思っていたが、カミキリも好きだという…

地図に残る仕事

「地図に残る仕事。」大成建設のCMを見るといつもはっとさせられる。キャッチコピーとしてもカッコいい。自分も前職ではそのような仕事の一部をやっていた。間接的な関わりではあるが、地図に残る仕事ではあった。ある貴重種に関するミチゲーションの一環で…

朽木

札幌にいる時に毎年見に行くある有名な倒木があった。超有名な倒木だったのだが、毎年同じところから写真を撮影したら経年変化が追えるかも知れない。10年くらい続けたら面白いかも、と思って写真を撮り始めて数年経った頃、札幌を離れることになってしまい…