まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

読書

【書評】新種の発見

とっても良い本。お勧め。途中で採集方法の話が出てきたときにはどうなるのか心配だったが、全体を通してうちの研究室の学生ならこれくらいを基礎知識として知っていて欲しいというような内容ばかりであった。出てくるぞ出てくるぞ、と思っていたサザエは後…

【書評】博士の愛したジミな昆虫

やっと読んだ。面白いトッピックがやさしく書かれていて読みやすい。ジュニア新書だからだろう。引用文献は欲しかったかなと思う。どういう意図でこの著者陣になったのかが気になった。

【書評】博物館と文化財の危機

「博物館と文化財の危機」人文書院 2020 博物館に関係する人は必ず読むべきだろう。勉強になるし、本書を読んで考えることが重要だと感じた。6章ありどれも文系の博物館、美術館の話題が中心になっている。 1~3章は、異口同音に近年の文化財保護法の改正問…

【書評】進化のからくり

「進化のからくり 現代のダーウィンたちの物語」千葉聡 講談社 2020 積読していたが、ダム湖畔で読了。とても面白かった。新書なので、少し硬いかと思ったが、著者の興味がある研究分野をその裏側から物語るもので、個々のストーリーが興味深く引き付けられ…

【書評】わいるどらいふっ!

身近な生き物を魅力たっぷりで描いている。意外なトリビアも出てきたりして、ツボに入る笑いが多い。生きもの好きにはたまらない。アゲハヒメバチの話好き。

オーストラリアのテントウムシ

注文していた本が届く。見ているだけで楽しい。それにしてもよく無事で届いたな、という包装の状態だった。本が半分むき出し。

【書評】花と昆虫のしたたかで素敵な関係

とても良い本だった。柔らかすぎず硬すぎず。最後の章ではネオニコの話題で締めているが、感情的にならずバランス良い文章の書き方に気を使われている印象。 個人的には市川先生の振動受粉にも触れてほしかった。まぁしっかり確認されたものではないし風媒の…

すごい図鑑

タナゴは先日高知でゲットした。気付いたら手に持ってレジに並んでいた。それ以来、時間があると眺めてしまう。こうやって2冊並べるとカッコいい。 タナゴの方は、愛媛県のアブラボテが国内外来と本文で書かれているけど地図では自然分布の色になっていると…

【書評】チョウが語る自然史―南九州・琉球をめぐって―

福田晴夫(2020)チョウが語る自然史―南九州・琉球をめぐって―.322pp., 南方新社. 指導教員の有田先生から、「福田晴夫さんと高橋真弓さんはすごい人なんだ」と学生の頃に聞いた。どういう場面でそういう話になったのか忘れてしまったが、あまり人を褒めな…

【書評】 奇妙な菌類

これすごく面白い本だった。お勧め。というか、小野さんにお勧めされて買った本だけど。 硬すぎず柔らかすぎず。文章もとても読みやすい。引用文献がしっかり示されて素晴らしいだけでなく、ナウシカが引用文献に出てきて最高。

【書評】ネイチャーガイド 日本の水生昆虫

中島淳・林成多・石田和男・北野忠・吉富博之(2020)ネイチャーガイド日本の水生昆虫.351 pp., 文一総合出版.ISBN 978-4-8299-8411-6Nakajima, J., M. Hayashi, K. Ishida, T. Kitano & H. Yoshitomi (2020) Aquatic Coleoptera and Hemiptera of Japan. …

届いた!

一般書を装って狂気を感じるこの良さ。

【書評】土の中の美しい生き物たち

図鑑ではない、にやにや写真を楽しむ本。ダニとかザトウムシとかカニムシの写真を見ると確かに美しいと思ってしまう。どうせなら甲虫とかも扱ってほしかった。 後半の写真撮影方法とか観察会のやり方とか、面白いトピックでよかった。ちょっと値段は高目だが…

【書評】揺れうごく鳥と樹々のつながり

吉川 徹朗(2019)揺れうごく鳥と樹々のつながり 裏庭と書庫からはじめる生態学 (フィールドの生物学 25).239 pp., 東海大学. このシリーズは本当に面白くてためになる本ばかりで、カマツカや裏山やアリやクモヒメバチやテズルモヅルや・・・これまで何度…

特盛 山椒魚本

とても勉強になった。最近増えた種については、できる限り著者に別刷り請求して記載論文を集めて勉強しているが、やはりぜんぜん網羅できていなかった。 四国のオオサンショウウオについても少し触れてほしかった。たぶん自然分布ではないという見解なのだろ…

大衆文化のなかの虫たち 文化昆虫学入門

https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784846018917 12月19日発売予定。アマゾンで入手できるのだろうか?

【書評】ウニハンドブック

以前も書いたかも知れないが、図鑑マニアとしてはハンドブックシリーズは許せないと思っていた時期がある。図鑑からちょこっといいとこどりして安く一般向けに切り取って売るというスタイルが好きになれず、図鑑なら読者を完膚なきまで打ちのめす、そんな網…

図鑑

日本の水生昆虫 新年早々出るの楽しみ。1972年組を纏めた1977年の中島さんの力作。

届きもの

待っていたAustralian Beetles2が届く。素晴らしい出来。これは買い。Polyphagaは2巻の一部とゴミダマが掲載されていて驚いた。ガムシやマルハナノミの解説はとても有用。

【書評】 最新 日本の外来生物

旧版の発行が2008年。この11年でヒアリ、クビアカツヤ、その他いろいろな外来種が入ってきて、かなりの問題を引き起こしている。本自体もボリュームアップし、書いてある内容もアップデートされているので新旧並べて比べて読むのが勉強になる。また、国内外…

【書評】大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件ーなぜ美しい羽は狙われたのか

読了。とても面白かった。まるで映画でも見ているかのようなストーリー展開でどきどきさせられた。本の厚さの半分位で事件があらかた片付いた時には、後半はつまらなく長いエピローグか、と思ってしまったが、全然違っていて最後まで読みきった。 19章の「自…

【書評】恐竜まみれ

とても面白く良かった。一気に読み切ってしまった。ぜひ中高生に読んでもらいたい1冊。

【書評】驚異と怪異

驚異と怪異 想像界の生きものたち 山中由里子編 2019年 これ良かった。国立民俗博物館の出版物は研究室に届いて、ほとんどものもはミュージアムに寄贈してしまうのだがこれだけは手元に置いておこう。きっとLORとかポケモンとか出てくるんだろうな、安直だな…

【書評】 在野研究ビギナーズ

荒木優太(編)「在野研究ビギナーズ 勝手にはじめる研究生活」(2019年 明石書店) カッコいい人がたくさん出てくる。自然科学系の人が少ないけど、そんなことが気にならないくらいどの著者の文章も読ませてくれる。どの道も参考にも見本にもならないけど、…

British Coleoptera Larvae

注文していた本が届いた。イギリスの甲虫の幼虫の図鑑。と言っても検索表と解説がメイン。でもとても有用。 目新しかったのが、甲虫の各科の検索表に行く前に示されている10ページくらいに渡る甲虫の幼虫への検索。他の目の幼虫からどう識別するかというもの…

【書評】ネコ かわいい殺し屋

少しずつ読んでいて、やっと読了。科学読み物として、素晴らしいできだし、訳も適切だと思う。出版社が築地書館なのは後で気付いたが、ここの本は良いものが多い印象。 いろいろ考えたことはあるし、勉強にもなった。ぜひいろんな人に読んでもらいたい。 全…

へんなものみっけ!

へんなものみっけ!の4巻をやっとゲットして読んだ。書店を4つ回った。田舎はこれだから。 相変わらず良かった。 27話で、ポスドクが恐竜研究者に憧れている小学生に 「恐竜ハカセっていつもこんなに楽しいの?」 と聞かれ、少し間があって、 「うん!ずっと…

とんでもない甲虫

これ、本当に”とんでもない”甲虫が掲載されていて驚かされる。こんな種の標本見たことなかった、というものがいくつも掲載されている。眼福眼福。カブトムシ、クワガタが全く出てこないところに著者らのこだわりを感じる。Colophonとか絶対載ってるだろう、…

コケ図鑑

コケの図鑑や本は数冊持っているが、これは素晴らしく良い出来かも。専門でもないし詳しくないのでどれくらい網羅的なのかが判らないけど、この本を見るとコケの同定ができそうな気持になる。

小学館の図鑑NEO 昆虫2: 地球編

「小学館の図鑑NEO 昆虫2: 地球編」 世界の昆虫がたくさん掲載されていて見ているだけで楽しい。初めて見るような昆虫もいくつかあった。カマアシムシの生体写真が素晴らしい。やはり協力者に福井さんの名前があった。他にもいろいろこだわりのところがあっ…