まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒメシュモクバエ

大原賢二,1993.シュモクパエ科(双翅目,短角亜目)の日本からの記録.徳島県立博物館研究報告,3: 39-47. 大原賢二,1997.八重山のヒメシュモクパエ(双翅目,シュモクパエ科).徳島県立博物館研究報告,7: 25-37. 藤家梓・寺嶋芳江,2014.琉球諸島におけ…

Bohemanが記載したマルハナノミ

R. RUTA & M. L. LIBONATTI (2016) Redescriptions of Scirtidae (Coleoptera: Scirtoidea) described by Carl Henrik Boheman (1796–1868) with notes on Scirtes adustus iversenotatus Pic, 1930. Zootaxa, 4072 (2): 203–216.

論文のOA化

結構話題になってきている論文のオープンアクセス(OA)化。学術雑誌を2つも編集している立場としては無視できないので、いろいろ考え悩んでいる。基本的には賛成だけど弱小学会などでは雑誌を維持する仕組みや学会の目的を再構築する必要がありそう。ここ…

来客

韓国から来ているChoiさんと名古屋から来た都筑君を囲んで研究室で鍋。飲み過ぎた・・・・

標本送付

海外から貸出を依頼されていた標本をパッキングした。忙しくて送るのをすっかり忘れていた。

授業

授業で外来種の話をする。身近な話だったせいか反応が良かった。

いとう

小西さんのところに研究の相談に来ているChoiさんの歓迎でいつもの媛鳥に行くも満席だったので、となりの「いとう」へ。

学生実験

今年度最後の学生実験。同定作業。大量の図鑑類と標本を実験室に持ち込む。TAが足りなく小西さんにも来て貰って無事に終了。

寒い寒い

センダンの実を食べていたムクドリが隣のエノキで羽を休めている。そのエノキにはヤドリギがたくさん付いている。

【書評】作家の収支

森 博嗣(2015)作家の収支 (幻冬舎新書) 某ブログで紹介されていて読みたくなり、3軒書店を廻りやっと入手。田舎は本屋に欲しい本が無い。 事実を淡々とつづっていて、知らないことが多かったので面白かった。とにかく客観的に数字が示されてあるのでいろい…

【書評】琉球列島のススメ

佐藤寛之(2016)琉球列島のススメ (フィールドの生物学) .東海大学出版会. ぶ厚い一冊だが、いっきに読了。このシリーズはフィールド研究の苦労が主軸に書かれていることが多く、その中では異色であるがとても楽しい。学生時代にむちゃくちゃフィールドに…

風が強く寒い一日。近場の山でも白くなっていて、平野部でもときどき雪がちらついた。 静かに読書などしながらのオフ、と言いたいところだが、午後からは外で遊べない子供たちのたまり場になって騒がしくて大変だった。最大で8人溜まった・・・・

ミュージアム見学

関西の大学博物館関係者の見学。学生スタッフが頑張っていてとても良かった。 夜の親睦会は五志喜。 いろいろな方のお話を聞いて、図書館と博物館が仲が良いというのは結構重要なことだと感じた。共に時代の風をまともに受けているところなので、お互いに縄…

ウスキホシテントウ

ケヤキの樹皮下で越冬していた。

Horst Aspöck

Michael Ohl (2016) Horst Aspöck, encyclopedist and entomologist extraordinaire – a personal appreciation. ZooKeys 555: 137–151. Horst Aspöckは75歳とのこと。

寒い

ここ数日、いろいろなことがあり、研究に集中出来ていない。知り合いが昨年亡くなっていたことを知ったりとか、ある教員が亡くなったりとか。加えて寒すぎる。 ひさしぶりに道後の門福。辛辛担々麺。辛いときや寒いときは、やはり辛いものに限る。うまかった…

キャンパス内の流れ

加藤君と調べたいと思っていたが、冬は水を流さないようでほとんど水が枯れていた。

日本からPanamomusの1新種

W. Tomaszewska (2015) Panamomus jaloszynskii, New Species of Leiestinae from Japan (Coleoptera: Endomychidae). Annales Zoologici, 65(4): 567-571. 著者からPDFを送って貰う。Panamomus jaloszynskii Tomaszewska, 2015を福島県から記載。検索表によ…

ハンミョウ論文2つ

■Kaoru Tsuji, Michio Hori, Moe Hnin Phyu, Hongbin Liang, Teiji Sota (2016) Colorful patterns indicate common ancestry in diverged tiger beetle taxa: Molecular phylogeny, biogeography, and evolution of elytral coloration of the genus Cicind…

イチイガシ調査

久谷の方でイチイガシを見たような記憶があり、午後からいくつかの寺や神社を廻る。しかし1本も見つからず。 ケヤキの樹皮下でヨツモンヒメテントウを見つけた。 グンバイもたくさん越冬していた。

蟻客の甲虫類のレビュー

Parker, J. (2016) Myrmecophily in beetles (Coleoptera): evolutionary patterns and biological mechanisms. Myrmecol. News 22: 65-108. 図が綺麗。日本人が活躍しているなぁ。

晴れ

気持ちいいほどの冬晴れ。でも某試験監督。今回は主だしリスニングはあるしで結構緊張した。でも難なく終わりほっとした。 真面目に問題に取り組んでいる高校生を見ると頑張れ―と応援したくなる。そしてこの試験のシステムがそんなに悪いのかなという気持ち…

ZootaxaのHPが改変された

良くない。これまでよりもスッキリして綺麗になっているが、私にとっては改悪だと思える。 1.例えば甲虫だけをピックアップしてみたい場合は、キーワード検索くらいしか方法が無いようだ。以前は大ざっぱな分類群毎に整理されているページがあった。こまめ…

イタリアからMicropteryxの1新種

Hans Christof Zeller, Peter Huemer (2015) A new species of Micropterix Hübner, 1825 from the Orobian Alps (Italy) (Lepidoptera, Micropterigidae). Nota Lepidopterologica 38(2): 133-146. ここから見れる。バラの花に複数が集まっている写真は、驚…

ミカドテントウ調査開始

加藤君とミカドテントウの調査を開始した。とりあえず春までの予定。卒論は別のことを行う予定だが、コケたときの保険としてデータをとっておこうというスタンス。 樹皮下にムツボシテントウがいた。採集したいので容器を持って来たら居なくなっていた。ショ…

Ypsiloncyphonの9新種

Klausnitzer, B. (2015) Neue Arten der Gattung Ypsiloncyphon Klausnitzer, 2009 (Coleoptera, Scirtidae) aus der Orientalischen Region. (201. Beitrag zur Kenntnis der Scirtidae). Ent. Bl. Col. (2015) 111: 447-461. 種群等はYoshitomi (2015)に従…

忙しい

朝一で査読を返す。年末に受けていてとっくに読んでいたのだが、どう判断したものかかなり悩んでいた。雑誌のレベル等を勘案してリジェクト判定にした。他の雑誌なら難なくアクセプトでも良い内容ではなかろうか。 午後は会議。最近研究室が寒くて(暖房がほ…

世界のハムダマの属カタログ

Yves Bousquet, Patrice Bouchard and J. M. Campbell (2015) Catalogue of Genus-Group Names in Alleculinae (Coleoptera: Tenebrionidae). The Coleopterists Bulletin, 14(mo4):131-151. ちょっと調べた限りは、日本産に変更は無さそう。

日本の昆虫関係学会誌まとめ

Takema Fukatsu (2016) Entomological journals and publishing in Japan. Appl Entomol Zool, 51: 1–10. DOI 10.1007/s13355-015-0386-z 日本の昆虫関係の学会誌を俯瞰している。もっと評価されてしかるべきというスタンスで書かれているのだと思う。素晴ら…

授業実験

AM 授業 PM 実験 で、まったく自分の研究を進められず。