まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

むし

昆虫展2023

訃報

山口進さんが亡くなったとのこと。ご冥福をお祈り申し上げます。だいぶん前にどこかの学会でお見掛けし挨拶させて頂いただけの繋がりだが、本棚には何冊も山口さんの手がけられた本がある。月刊むしの表紙写真も山口さんが撮影されたものが以前は多かった。

閣議決定

www.env.go.jp 国内希少野生動植物の特定第二種に、昆虫では以下の種が追加となった。(2023年1月11日施行) ゲンゴロウ Cybister chinensisヒメフチトリゲンゴロウ Cybister rugosusエゾゲンゴロウモドキ Dytiscus marginalis czerskiiマルガタゲンゴロウ G…

訃報 大平仁夫

大平仁夫先生が亡くなったとのこと。学生時代から仲良くさせて頂いていたが、最近は不義理していた。多くの著作をずっと出されていたが、下記の論文(先生の博士論文だと聞いたことがある)は秀逸だった。ご冥福をお祈り申し上げます。 大平仁夫(1962)日本…

ムネアカハラビロカマキリ

mainichi.jp

ゴキブリ夜話

面河山岳博物館夜の講座「ゴキブリ夜話~ふみこめばきっと面白い!ゴキブリの世界~」開催のお知らせ - 久万高原町ホームページ 早速申込した。楽しみ。

ツマアカスズメバチ

news.yahoo.co.jp 上野さんが登場。途中でスカシバを見つけ嬉しそう(でもブドウスカシバではなくてヒメアトスカシバだと思う、許せる誤同定)。だれでもツマアカスズメバチよりもスカシバ見つけると嬉しくなるよね。わかる。 ツマアカスズメバチの動向は本…

小松さん

lab-brains.as-1.co.jp アワフキムシの研究をしていた小松さん。

昆虫展2022

観覧には事前予約が必要です!期間: 8月6日~10日詳しくは昆虫展のHPをご覧ください。

膜翅目研究会

sites.google.com 完全オンラインジャーナルとのこと。”国際動物命名規約に準拠した命名法的行為(新しいタクソンの記載、所属の変更や異名の提唱)は本誌では扱わない。” 「すがれおい」ってどんな意味?須賀玲央い?

福岡県でツマアカスズメバチ

news.yahoo.co.jp まずい状況。

四国でヒラタトガリカメムシが確認される

プレスリリースはこれ。いまのところ松山市内で2個体だがかなり広がっている可能性あると思っている。早いうちに分布状況調査して欲しいので小ネタながらプレスリリースした。

ツシマウラボシシジミ

この前授業で扱ったツシマウラボシシジミ。1954年に見つかって、1957年に新亜種として記載されたのか。もっと以前に見つかっていたかと思っていた。学生時代はそれなりにいたのに今では絶滅危惧種というのが悲しい。 白水(1954) Shirozu (1957)

BIOME

昨日の夕方の「NHK総合ニュースシブ5時」でBIOMEが紹介されたとのこと。 NHK+でチェックしたところ17時19分過ぎから5分ほど紹介されていた。素晴らしい。面白い発見記録のシタベニハゴロモをもっと取り上げて欲しかったな。ところで、途中で出てくるコサ…

シタベニハゴロモ 青色系統

www.kobe-np.co.jp 奥島さんに教えて頂く。兵庫県での記録。 青色系統なので、備前市から広がった可能性があるとのこと。分布が広がっているんだな。四国でも気を付けておかないと。

鬼滅と虫屋

虫屋なら蝶屋敷で飛び回っているアサギマダラを見てテンションあがったと思う。アニメも漫画もアサギマダラが描かれていたと思うが、特にアニメでは飛び方もまさにアサギマダラで良かった。成虫も体内に毒を有すると言われているので、ぴったりだ。今日、山…

訃報

阿部東さんが亡くなったとのこと。面識はなかったが、偉大なるアマチュア研究者だった。甲虫類の染色体の報告を継続的に出されていたり、最近ではヒョウタンホソヒラタムシAiraphilus abei Yoshida, 2019に献名されたりしていた。 ご冥福をお祈りします。 ar…

ヒアリ

www.env.go.jp この前、小学校での出前授業でもヒアリについて触れたが、その時は今はまだ大丈夫という話をした。が、そろそろ危なくなってきた。。。

WEB昆虫展2021

WEB昆虫展2021がオープン。新しい動画が30本以上追加されている。 いくつか研究紹介しているけど下記はちょっと面白いと思う。以前から研究紹介動画作りたいと思っていた。 youtu.be

ヒメチャマダラセセリ

readyfor.jp 植生の空中写真は衝撃。ぜひうまくいって欲しい。それにしても本事業をクラウドファンディングまでして民間で行わねばならないというのがおかしい。環境省もしっかりバックアップする必要あるだろう。

富山でキバネツノトンボを再発見

これ。 何気に増えているように思うのだけど。記事にいちゃもんつけると「本州から九州にかけて」ではなく、本州と九州、つまり四国は未記録なはず。ぜひ自分で最初に見つけたい。

寄贈

朝から地元の愛好家のご自宅へ。愛蝶会の藤井さんの紹介でFさんという方のコレクションをチェックしに行く。状態が良く寄贈頂ける状態であれば寄贈頂くという話になっていた。で、コレクションを拝見すると一見して貴重なものが入っているし標本の状態も良い…

四国からアカハネオンブバッタ

www.ehime-u.ac.jp プレスリリースが先なのは不本意ではあるが、論文も投稿しているし、タイムリーな情報が重要だと思うので出した。と言っても自分の発見ではないし、論文化も自分は絡んでいない。 松山市内で子供相手の昆虫教室していた3人が発見したもの…

特定外来生物の追加

www.env.go.jp 閣議決定された。ハヤトゲフシアリ、ヒアリ類、外来ザリガニ類(アメリカザリガニを除く)、エフクレタヌキモ等が入った。パブコメ対応表もあり、賛否の数も出ている。パブコメは反対意見等がある場合は積極的に送っているが、そうではない場…

Google 3D

Google 3Dで昆虫23種が3Dで見れるほかARで面白写真が撮れる!素晴らしい。 inews.co.uk リストが出ているが、なんでラインナップが日本の種メインなのだろう?面白い。 残念ながら自分の携帯ではARできなかった。ポケGoもできないから仕方ないのかな・・・・ 上…

神奈川虫報  アーカイブ

http://tkm.na.coocan.jp/ChuhoPDF.html すごい。ファイルをGoogle driveにおいて、そこのリンクを公開しているようだ。甲虫では重要な論文も含まれているので必見。

小豆島のワダオオアリガタハネカクシ

ワダオオアリガタハネカクシPaederus (Megalopaederus) wadai Scheerpeltz, 1957は、近畿~中国,小豆島,九州に分布する。本亜属の種は四国本土からは知られていないので、小豆島の分布記録は特記される。 伊藤(2007)は、大阪市立自然史博物館の標本の中…

四国のフキバッタ

ちょっとわけあってお勉強。四国にいるフキバッタは以下の3種 ハネナガフキバッタ(翅が長い)四国産の写真がなく、これは北海道産 シコクフキバッタ(翅の長さが中くらい;胸部側面の黒帯が長い個体が多い) ヤマトフキバッタ(翅が短い;胸部側面の黒帯は…

愛媛県産シルビアシジミ

愛媛大学ミュージアム(EUMJ)に保管されている愛媛県産シルビアシジミ。17個体が残されていた。 1.♀ Ehime Matsuyama May 14 1952 M. Miyatake 2.♂ [Shikoku] Jikiba Matsuyama 19. V. 1946 T. Ishihara 3.♂ SUGITATE IYO 22. 7. 1952 T. Mori 4.♂ …

サイエンスカフェ

道後の道脇で気になるアリを発見。手元に図鑑がなかったので久末君に聞くとインドオオズアリらしい(写真同定なので不確実ではある)。外来種らしい。動きが早くちょっと見慣れない感じ。 夜はサイエンスカフェ。野見山さんの人気で来場者が多かった。写真も…