まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オフ

午前中は買物へ。 午後は息子の夏休みの宿題の手伝い。 夕方からとべ動物園の催しに息子と二人で参加。講義を聴いたあとで夜間開園の動物園を見て廻るというもの。前田さんの解説が良かった。自分自身も夜の動物園は初めてだったがなかなか楽しかった。 帰り…

博物館実習5日目

午前中は昆虫採集。曇り空で虫が少ない。そのうちに雨が降り出してしまった。ということで採集品はかなり少なかった。 午後はその標本作成後、クワガタの軟化展足。初めてクワガタを触ったという女子学生がいて、嬉しそうに写真撮っていた。

博物館実習4日目

ケヤキの幹にあるクサアリの蟻道にじっと目をこらす。しばらくすると周囲を蚊のように飛ぶものにだんだん目が慣れてきた。こいつだ!うほほーと言いながらネットを振る…そんな夢を見て目が覚めた。昨夜、高須賀君から聞いた話のせいだ。虫採りに関してはリア…

博物館実習3日目

午前中は軟化展足。昨年はかなり時間がかかっていたのに今年は早く作業が終わってしまった。原因は用意したクワガタが小さかったことだろう。昨年は大きかったので実習生が苦労していたように思う。 お昼は「清まる」にてランチメニューのタイ風チキン。実は…

博物館実習2日目

昨夜は涼しかった。そのせいか朝から鼻の調子が悪い。 午前中は標本に関する一般的な講義。鼻炎の薬を服用しているので頭がぼーっとしていて話にめりはりなく、受講生達に申し訳ない。 お昼は太養軒で天津飯。 午後から採集と標本作成。みんなけっこう上手く…

博物館実習1日目

朝から準備。私の担当は実質明日から。お昼に実習生達と顔を合わせたが女性ばかりで驚いた。これまで例年は昆虫の学生や理学部の虫好きが混じっていて、その学生に展翅のやり方などを見本でやって貰っていたが、今年は自分自身でやらねばならない。 お昼は久…

女性形・男性形

この前、ヨーロッパのある大御所研究者の原稿を査読した。その中である属(性は男性)のもとで”curvispina”という種を記載していたので、種小名を男性形(curvispinus)にすべきと意見した。査読者は本来、Blind Reviewであるべきだったが、コメントのところ…

独身生活

今日が独身生活最後。明日には家族が長い避暑から戻ってくる。今年の夏は暑かったが、子供たちが戻ってくる明日からはもっと暑くなりそう・・・・ 以前から行きたかった「タイムトンネル」でブランチ。ビーフカレーセット。カレーは比較的辛口で美味しかったが、…

水生デー

雨の中、久松君と池田君と3人で採集に。まず面河渓へ。理学部の福井先生と学生の田中さんと落ち合い、Satoniusを採りに行く。昨年の同時期には多数いたのに、今日に限って少ない。苦労して何とか10数頭をゲット。とにかくゼロでなくて良かった。 お二人とは…

ガムシの高次系統

SHORT, AEZ. and M. FIKÁČEK (2013) Molecular phylogeny, evolution and classification of the Hydrophilidae (Coleoptera). Systematic Entomology, early view. MINOSHIMA, Y., M. HAYASHI, N. KOBAYASHI and H. YOSHITOMI (2013) Larval morphology and…

論文

朝から書きかけの原稿に取り掛かる。昼前には書き上げ、久松君に打ち出し原稿を渡し見てもらうようお願いする。 午後は和文誌の編集に取り掛かる。 夕方に一雨降る。本当に久しぶり。洗濯物を干していたことを思い出し急いで帰宅。映画を見に行く予定だった…

寝不足

最近、暑さのせいか眠りが浅い。来週からの実習を前にバテそう。 夜にproofが届く。昨日は和文の校正が届いた。重なるものだ。でも先週投稿した原稿については何の連絡も無い。どうなったのだろう。

Lepicerusの幼虫!

LAWRENCE, J. F., A. ŚLIPIŃSKI, R. G. BEUTEL & A. F. NEWTON (2013) A Possible Larva of Lepicerus inaequalis Motschulsky (Coleoptera: Myxophaga: Lepiceridae) from Panama. Zootaxa 3701 (3): 393–400. 37年前にAFNがツルグレンでLepicerus inaequal…

来客

午前中にカワダさんという方から電話があり午後に約束する。 会ってみると、生きもの好きの小学5年生の娘さんとそのお母さんで、たくさんのセミの抜け殻を集めていて、その同定に困っているとのこと。いくつか絵解き検索をコピーしてお渡しした。 ついでなの…

暑い

いろいろ世間が騒がしい。 クマゼミが激減し、夜はアオマツムシの音が響くようになってきた。でも暑い。 お昼は「ちゃんぽん食堂てっちゃん」でちゃんぽん。 午後から大事な打ち合わせ。人生万事塞翁が馬だけど、自分の想定外のことはやっぱり嫌な気持ちにな…

来客

午後から望月さんが来られる。用件はある虫の同定だったが、濃大出身ということで世間話に花が咲く。その虫の同定は瞬時に終わったが、共同で発表させていただくことになった。 お昼は久しぶりに太養軒。ふと「バタアシ金魚」を読みたくなったが「お茶の間」…

Wallacea

Telnov, D. (ed.) (2011) Biodiversity, Biogeography and Nature Conservation in Wallacea and New Guinea, Vol. I., 434 pp., 92 pls., The Entomological Society of Latvia, Riga. 思わずNHBSで衝動買いしていて今日届いた。145ユーロもした。期待して…

飲み会

早起きして研究室へ。昨日仕込んでいた虫を解剖。この仲間はちょっと難儀していて数年寝かしているのだが、やっぱり難題に突き当たっている。この秋には論文化してしまいたいのだが。 昼前から愛蝶会の総会へ。自転車で行くつもりがパンクしていて、仕方ない…

腐肉に集まる?マルハナノミ

R. C. A. P. Farias, D. Dal-Bó, W. E. dos Santos, A. J. Creão-Duarte, P. J. Thyssen (2013) First Record of Scirtidae (Coleoptera) Associated With Decaying Carcasses in the Neotropical Region. EntomoBrasilis, 6 (2): 171-172. 豚の死骸を使った…

今日は研究

昨日はずっと講義の準備をしていたので、今日は研究! KR誌に投稿しようと執筆していた原稿が先週に出来上がっていたが、KR誌に掲載されるとしても来年の号になるとのことで投稿先を考えていた。気楽に投稿できる国内誌にしても良いのだが、久しぶりに系統解…

コウモリの向山さん

コウモリの向山満さんが亡くなっていたことを今さら知る。調査に行く際の事故だったという。直接の面識は無かったものの、間接的にいろいろお話を聞いていた。おそらく向山さんはコウモリ調査・保護の先駆けだったと思う。ご冥福をお祈りする。 この訃報も悲…

Ancyronyx

Hendrik Freitag (2013) Ancyronyx Erichson, 1847 (Coleoptera, Elmidae) from Mindoro, Philippines, with description of the larvae and two new species using DNA sequences for the assignment of the developmental stages. ZooKeys 321: 35–64. フ…

Ambrostoma

Hee-Wook Cho & L. Borowiec (2013) A new species of the genus Ambrostoma Motschulsky (Coleoptera, Chrysomelidae, Chrysomelinae) from South Korea, with larval descriptions and biological notes. ZooKeys 321: 1–13. 韓国から1新種Ambrostoma kore…

お盆休み

お盆休み中は電話もメールも少なく、仕事に集中できる!研究、研究、といきたいところだが、秋に連大生に英語で授業を2回行うことになっており、その準備。2回とも別々の内容でなければならず、おまけに専門ではない学生も多数受けるので”平易な内容”でとい…

絶滅種探索

朝から研究室へ。ほかの教員も3割位は出て来ているようだ。学生はほとんど来ていない。 サボっていた編集作業を進める。次回の和文誌はかなり面白い原稿が集まって来ている。著者Kさんにメールしたところ、凄い話をお聞きした。もしかしたら凄い発見かも。自…

WBC

PDF化されていることに偶然気付く。しかし全部ではない。ここで探せば出てくる。

沢田さん!

ユニークな昆虫学者(1)(2)(3) もう楽しすぎて笑える。でも普通の人が読んだら、昆虫学者ってこんなもんだろう、って思われてしまうかも。それにしても缶コーヒーまで手を出していたとは。「生活スペースを圧迫するレベル」って一体?

マダラコガシラミズムシの発生動態

渡部晃平・日鷹一雅(2013)四国南西部の水田におけるマダラコガシラミズムシ成虫の発生動態.保全生態学研究,18:101-105. 愛媛南予でのマダラコガシラミズムシ成虫の発生動態調査。農薬施用の方が個体数が多かったり面白い。幼虫やシャジクモ、他水生昆虫…

岡山のオオヒメゲンゴロウ

渡部晃平(2013)岡山県におけるオオヒメゲンゴロウの生息状況(コウチュウ目,ゲンゴロウ科).倉敷市立自然史博物館研究報告,(28):61-63. 岡山県では準絶滅危惧種となっているオオヒメゲンゴロウの現生息地周辺の詳細な調査。こういう地道な調査がレッド…

この夏、少年は博士に出会った

「昆虫博士ですよね?」 昆虫展会場で声をかけられた。若いお母さんでどこか見たことある顔だった。しかし自分は人の顔を覚えるのが苦手なので、誰だっけ?という表情になったのだろう。横の小学3年生位の少年の顔も忘れていた。 「去年の昆虫展で昆虫博士に…