まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

ペットショップ

昨日、郊外のペットショップを久しぶりに覗いた。ここには数か月に1回は来て、何を買うわけではなくブラブラする。

数年前になるが、このペットショップでは日本産淡水魚や水生昆虫のグレーなものが売られていて、個人的に眼をつけているのだ。と言っても警察に通報する訳でもないし、クレーム言う訳でもないので、ただ見つけては心の中でイライラするだけ。昨日は国内養殖というイシガメが売られていた。あと、タイで養殖されたとされるミーアキャットも売られていた。この辺がちょっとどうかな、と思った。前者は本当に人工繁殖個体なんだろうか。後者は1頭だけゲージに入れられて可哀そうな感じだった。日本産淡水魚や水生昆虫はほとんど扱われていなくなっており、熱帯魚も淡水魚がかなり減って海水魚がメインになってきている。店の方針だろうか、流行がそうなっているのだろうか。

でも、どうしても忘れがちなのだけど日本産だろうが海外産だろうが、法律上での違反が無くても、海水魚でも淡水魚でもエキゾチックアニマルでも野外で採取して販売されているものは、繁殖個体でない限り、その地域での個体群へのインパクトを与えている可能性があることに思いをはせなければならない。海外産だとそういった意識を忘れがちだと思う。これは何もペット業界に限った話ではない。ただ、ペットの場合は店頭に並ぶまでにどの位の個体が消耗されているのだろうか、またそれらが無事に購入されて飼育されるまでにもどの位が消耗されているのだろうか。