自宅の近くに商業施設ができる計画が数年前から持ち上がっている。そんなに敷地面積が大きくない店舗だが、子供たちとホウネンエビをとったりカルガモの親子がいたりした水田が潰されるのはちょっと嫌だなと思っていた。ただ、自分も移り住んできた側だし、その水田の維持管理も難しくなっているとも聞いていたので仕方ないとも思っていた。
で、地元住民への意見公聴会が開かれた。平日の午前中！授業があったが、ちょうどオンライン授業なので非同期型のみとすることを学生に周知し、前日に準備して予定を空けて出席した。参加者はやはり高齢者ばかりで10人ほどだった。
楽しかった。
前職では、向こう側に座ったことが何度かあり、それもちょっと揉めた案件の時などは生きた心地がしなかった思い出がある。でも今回は意見を言える側で気が楽だ。いろいろ意見を言うことができたし、開発側がどんなことを考えているのかどこまで配慮してくれるのかも判った。設計担当者よりも営業の人がしっかりしていて、印象が良かった。大幅変更に繋がりそうな話は、持ち帰って検討したい、と明言は避けていた。他の参加者からの意見もいくつも出ていて、建設的な意見交換ができていたのは良かった。
公聴会とか地元住民への説明会とかは、そんなに参加できるチャンスはないけど、しっかり参加し意見を言うことは重要だと改めて思った。政府のパブコメも。
