今年は山登りに目覚めた年だった。1月15日からYAMAPをはじめたが、242ピークをゲットしたのはかなりハマった成果だと思う。このアプリはフィールド調査と親和性が高いのでもっと虫屋が使うべきだと思って紹介記事まで書いたりもした。
愛媛に来て以来一番フィールドに出た1年だったわけだが、フィールドでもいろいろ小ネタが拾えた。それ以上に、シカ害の深刻さに気付けたのも良かった。西条の山本さんや久万の矢野さんが既に警告されていたのだけど、自分には身近な問題と思っていなかったところがあった。しかし、県内の山を廻るとその深刻さに気付き驚かされた。一方で彼らも知らないところでシカの生息痕跡を見つけたりしたので、じわじわ広がっていることが判った。また、ここでは書かないがヤバいことも発見したりした。
まぁきれいごとはともかく、ピークハントに付随するいろんなことはプラスになることも多く来年もつづけるだろう。
ここ数年ハマっていたゴールデンカムイが終わったことで、喪失感でしばらく立ち直れなかった。また、直接にも間接にも繋がりがある方々が亡くなることが多く、その喪失感を感じることも多かったと思う。
研究は進んだようで進んでいない。修論2本（安田君・岩田君）が形になったことは嬉しかったが、自分自身の研究は課題も多かった。来年はいろいろ考えているテーマがあるので頑張ろう。
