まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本と台湾のオオメホソチビドロムシ属

Yoshitomi H (2019) Revision of the genus Cephalobyrrhus of Japan and Taiwan (Coleoptera, Limnichidae). ZooKeys 817: 61–72. https://doi.org/10.3897/zookeys.817.31530 1新種アマミオオメホソチビドロムシCephalobyrrhus amami sp. n.を記載。日本と…

講義・実験

AM講義、PM実験。10時から16時までみっちりで疲れた・・・・ ここ数日、喉の調子が悪い。気をつけねば。

Gonioctenaの幼虫

HEE-WOOK CHO (2019) Redescription of mature larva and biological notes on the nominotypical subgenus Gonioctena Chevrolat (Coleoptera: Chrysomelidae: Chrysomelinae) from South Korea. Zootaxa 4544 (4): 557–571. 嬉しいことにOA。G. coreanaが…

カブトムシは幼虫で増えるらしい

某所で実験中のカブトムシ。昨年秋に見たときには30匹くらいだったけど、年明けに数えてみたら48匹になっていた。ちょっと過密かも。

台湾のpericalineグループのゴミムシ

Hunting W, Yang M-M (2019) A taxonomic review of the pericaline ground-beetles in Taiwan, with descriptions of new species (Coleoptera, Carabidae, Lebiini). ZooKeys 816: 1–164. https://doi.org/10.3897/zookeys.816.29738 素晴らしい論文。1新…

オフ

今日も娘とお留守番。DVDを借りてきて娘はずっと見ている。自分もそれを見つつ、原稿作成など。 最近、自宅のPCのエクセルが死んでいて、仕事にならない。再インストールしないといけないかな。面倒で躊躇している。

オフ

息子は最後のソフトの試合。でも娘と留守番。お昼から試合を見に行く。やっぱり負けたが、よい試合だった。2年間いろいろあったなと感慨深い。

カブトムシの大顎

Ichiishi W, Shimada S, Motobayashi T, Abe H (2019) Completely engaged three-dimensional mandibular gear-like structures in the adult horned beetles: reconsideration of bark-carving behaviors (Coleoptera, Scarabaeidae, Dynastinae). ZooKeys …

カッコウムシ上科の科・亜科リスト

Gimmel et al. (2019)に従いリストアップ。*は日本には分布しないタクサ。太字は日本にいる科(亜科および日本にいない科は細字)。日本にいない科・亜科には和名を付けていない。配列はGimmel et al. (2019)に従う。 *Rentoniidae Crowson, 1966 キスイモ…

日本産ウスバカゲロウ科リスト

ウスバカゲロウ科 Family MYRMELEONTIDAE ツノトンボ亜科 Subfamily Ascalapinae オオツノトンボ族 Haplogleniini オオツノトンボProtidricerus japonicus (McLachlan, 1891) ツノトンボ族 Ascalaphini ツノトンボAscalohybris subjacens (Walker, 1853) キ…

授業実験

息子の受験。一緒に歩いて会場へ。入口で見送る。 午前中は授業。午後は学生受験。疲れた。ダブルヘッダーは来週も。 実験で使った図鑑の一部。半分くらいは自分の私物。 娘が骨折してから、いろいろ大変。一番大変なのは本人なのは判るが、周りのサポートが…

ツノトンボは派生的なウスバカゲロウ

R.J.P. Machado, J.P. Gillung, S.L. Winterton, I.J. Garzón‐Orduña, A.R. Lemmon, E.M. Lemmon and J.D. Oswald (2018) Owlflies are derived antlions: anchored phylogenomics supports a new phylogeny and classification of Myrmeleontidae (Neuropte…

Iberoporus pluto sp. n.

Ribera I, Reboleira ASPS (2019) The first stygobiont species of Coleoptera from Portugal, with a molecular phylogeny of the Siettitia group of genera (Dytiscidae, Hydroporinae, Hydroporini, Siettitiina). ZooKeys 813: 21–38. https://doi.org…

エゾゼミ属

XU WANG, MASAMI HAYASHI and CONG WEI (2018) Revision, phylogeny and phylogeography of the cicada genus Auritibicen (Hemiptera: Cicadidae), with descriptions of ten new species. Eur. J. Entomol. 115: 53–103. Lee (2017)により独立種とされたTi…

日常

午前中は今年最初の授業。なんだか良くなかった。学生のテンションもこちらのテンションもなんだか・・・・正月ボケだろうか。後半に中間テストを行ったが、全く勉強していない学生もちらほら。 午後は安田君に手伝ってもらい図書館であるミッション。うーん。い…

公文書

公用文における漢字使用等について(平成22年11月30日 内閣訓令第1号)の別紙で公用文(公文書の文章ということ?)で、 “ただし,次の4語は,原則として,漢字で書く。及び 並びに 又は 若しくは” となっている。知らなかった。これまで、各省庁の所管する…

上野先生から佐藤先生への手紙

手紙が研究室の本の隙間から出てきた。同定依頼標本が粉々になって届いたよ、という内容。特に隠すべき内容ではないと思うので公開しておく。お二人のやりとりがこの時期からあったことが判るし、どういう関係だったかも行間から読める。

ツヤツツキノコムシの隠蔽種とホストキノコの利用

T. KOBAYASHI and T. SOTA (2019) Divergent host use among cryptic species in the fungivorous ciid beetle Octotemnus laminifrons (Motschulsky, 1860), with descriptions of three new species from Japan. Systematic Entomology, 44: 179–191. ツヤ…

カッコウムシ上科の系統

M.L. GIMMEL, M. BOCAKOVA, N. GUNTER and R.A.B. LESCHEN (2019) Comprehensive phylogeny of the Cleroidea (Coleoptera: Cucujiformia). Systematic Entomology, 44(3): 527-558. DOI: 10.1111/syen.12338 著者から送って貰う。多くの分類学的変更を含み…

新年

午前中は研究室に顔を出す。黒田君がいたが他の学生はまだ帰ってきていないようだ。休み中に届いた郵便に目を通して昼にはあがる。 午後から娘のボルダリングを見に行く。が、途中で後ろから落ちて手を付いてしまい左肘を痛める。あまりに痛がるので近くの病…

帰松

姪を乗せて実家をたつ。順調に日田までとばし、昼食をみんなで食べてから姪を送り届け佐賀関へ。ちょうど予約していたフェリーに間に合い四国に戻る。

3日

朝から親父の仕事の運転手で熊本へ。お昼前に戻り、実家近くのつるやでラーメンを食べた後に大牟田市動物園へ。 愛想いいキリン 戻って、子供たちを公園で遊ばせた後に、再び熊本へ。暗くなって戻っている最中に玉名市あたりで地震に遭遇。でも運転中だった…

新年会

午前中買い出し、午後は親戚が集まる新年会。今年は下の子が水疱瘡で妹夫婦が不参加だったので少し寂しかった。飲み過ぎて早々に寝てしまった。

元旦

朝一で、懸案の原稿の返し。minorで返ってきたので、直してすぐに送り返していたのだが、加筆修正した個所でleftと書くべきところをlightと思いっきり恥ずかしいミスをしてしまい、編集者にそのミスだけで「今度からはネイティブに見て貰え」と言われてしま…

【書評】日本産カミキリムシ大図鑑(I)

藤田宏・平山洋人・秋田勝己(2018)日本産カミキリムシ大図鑑(I)324pp., むし社. これまた素晴らしい図鑑が出た。標本写真も綺麗だし図鑑の体裁もカッコいい。そして解説も面白くて有用。硬い所と柔らかいところが混在しているのは何とも良い味がでてい…