まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

【書評】揺れうごく鳥と樹々のつながり

吉川 徹朗(2019)揺れうごく鳥と樹々のつながり 裏庭と書庫からはじめる生態学 (フィールドの生物学 25).239 pp., 東海大学

このシリーズは本当に面白くてためになる本ばかりで、カマツカや裏山やアリやクモヒメバチやテズルモヅルや・・・これまで何度も感動させられてきた。比べられるものではないが、今回の本は一番ガツンときたかも。自分の興味のドストライクだった。一気に読まされた。特に書庫のくだりで灰色文献の調査は、とても勉強になったしいろいろ考えさせられた。文章も上手だし面白いトピックだし、本当にお勧め。鳥だけでなく、いろいろな生物に興味がある人に読んでもらいたい1冊。これ本当に良い。

著者とお友達になって飲みながら話したいなぁ。