2016-12-26 【書評】 「植物をたくみに操る虫たち」 読書 フィールドの生物学21「植物をたくみに操る虫たち」徳田誠 2016年 東海大学出版部 ちょっと前に読み終わっていたが、忙しくて感想を書けずにいた。 虫こぶ研究者の半生を綴っている。教育者としての理念や夢まで語っていて、徳田さんの真面目さが各所にあふれる本になっている。いくつもの挫折や漂流を経て今に至っていることがよく判る。島根県出身だったことや緒方さんとの思い出などは知らなかったので驚いた。