午前中は研究室訪問の2回生と1回生の相手。2回生はうちの研究室への分属希望とのこと。自分なりに昆虫採集をしているようだけど、いろんな昆虫に広く興味を持つことをアドバイスする。採って同定するのが楽しいとのこと。1回生はT君。この前見つけた幼虫のスケッチをさせる。すぐに論文化できる発見なので自分自身で書いてしまおうかと思ったが、練習がてらやらせてみる。一通り描画装置等の使い方を教えてやらせてみるが1時間ほどで書き上げていたものをみてダメ出しをする。スケッチが下手なのは許すとして、何を描きたいのかしっかり観察しようとしているのかが、とても重要でそれらが全くできていない。見えているものを見えているように線を入れていてはダメ。そういうことを強く言うと、理解したようで、次に見た時にはある程度しっかりできていた。虫を見慣れているとか絵心があるとかそういうことではなく、たぶんスケッチに向かうときの心構えなのかなと思う。これまで見てきた学生でも、虫初心者でも最初からしっかり観察してくる人もいた。
午後は某ミッション。気疲れした。少し早く終わったのでため池調査に出たが、到着が遅く調査にならず。あと2つ残っているが、どちらもイマイチの環境なのでやる気が出ないし、天気に恵まれない。
