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ホソカタムシの誘惑 日本産ホソカタムシ全種の図説
青木淳一 東海大学出版会 ２００９年
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ダニの研究者が若い頃に興味があったホソカタムシにカムバックしてその思いを熱く語った本。編集者に聞いたら、
”青木さんの飲み屋での熱意に負けてしまった本です。ビールで乾杯してから、３杯目までホソカタを熱く熱く、語られOKしてしまいました。「ぼくがホソカタムシに惚れた理由」の熱演でした。”
ということだったが、本のあとがきでは少し違う。まぁ、どちらが本当だったかは、この本のこのシリーズ物としてありえないほどのマイナーさを見ればおのずと判る。
全形図の書き方や解剖の仕方などについては、アマチュア研究者には参考になる内容。とにかく異色の本だが、熱い思いだけは伝わってくる。
