まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

【書評】「研究者としてうまくやっていくには」

「研究者としてうまくやっていくには 組織の力を研究に活かす」 長谷川修司,2015 ブルーバックス
中標津くまざわ書店で見かけ購入。一気に読んでしまった。これまでも類書を結構読んでいるが、本書はとてもよく書けているし解り易い良書。学生や大学院生、教員、だれが読んでも良い。いくつか細かい点は学問分野の違いや研究室のルールなどで違いがあるが、いろいろな考え方には納得させられることが多かった。
参考文献に11本の啓蒙書が挙げられていて、そのうち7本は読んだことあるものだった。そうそう、これらは良い本で自分も刺激を受けた。
本書は「できる研究者の論文生産術」を読んだことがきっかけで執筆されたものであるという(あとがきに書いてある)。ますます素晴らしい。