著者からもらう。感謝感謝！精一杯の賛辞付きのお礼メールを送った。
新種の記載やあっと驚く新知見などは全く無いが、各属各種をこれでもかと細かく再記載している。出来はなかなか良い。
この著者は勝手にライバルだとこっちは思っているが、向こうもこっちを意識しているようだ。4年前にD論をこちらが出したのを見て、向こうも纏まった論文を出したかったのだろう。これがアンサー論文だとすると、私もうれしい。一度お会いしたいものだ。
おそらくは70歳くらいのお年寄りだと思う。東ドイツの研究者で、東西統合時に職を失ったと聞いているが、不遇を嘆くことなく論文を出し続けている姿勢は尊敬する。また、私のマルハナノミの研究の基礎は全て彼から始まっているので、本当に感謝している。絵が下手くそなのだが、最近は写真でカバーしていたり、年齢の割に新しいことを始めることもすごいと思う。
