まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

YAMAP でシカ調査

吉富博之 (2023) YAMAPでシカ調査.Niche Life,  (11): 22-24.

あくまでコラムという内容。でも出せて嬉しいポイントがいくつかある。

1つは去年からハマっているYAMAPと低山廻りを形にできた点。愛媛県内で1年間で249山って意外と多いだろ、と自慢したかった。あと、図2と図3をどこかに残しておきたかった。峨蔵越の環境写真だが12年を経てすごく変化していることが判る。最後に、「早田健治(2012)四国の1000 m峰.309 pp., 自費出版」を引用したかった。このマニアックで素晴らしい本を入手した際に、この本を何かの機会にぜひ引用したいと思ったのだった。

データを細かく見ると、こんなところにも居るの、という山がいくつかあって、おそらく分布拡大の端に近いと思うので価値はある。

文章中にも書いたが、YAMAPでシカ調査というのはちょっと難しい。いま、県のシカ分布調査では別のGISアプリで調査を行っている。参加者間でデータの共有などしており、とても調査しやすい仕様になっている。でも調査するきっかけやその補助として、YAMAPはありだろう。こんなマイナーなところには行かないよ、環境悪そうだな、というようなところでも、ピークさえ登録されていれば登らざるを得ないのだから。