朝3時に起床。目覚まし時計をセットしていたが、20分前に目が覚める。すぐに支度して出発。
床鍋から暗い中を登る。権現越の鹿柵をチェック後に、東の稜線を歩く。ここのルートは整備されていなくて岩も藪も酷い（ので中上級者向け）と聞いていたので覚悟していたが、そこまでではなかった。実際に岩登りも1，2か所だった。たいていの岩場は巻道があってそれを使えば回避できた。稜線沿いは面白い環境が多く楽しめた。下の方の谷筋でクマタカがディスプレイしているのを見つけ嬉しかった。二ツ岳でお昼。峨蔵越からの下り、特に車道を7キロ近くも歩くのが苦痛で、途中から腰が痛くなった。10時間超えの19キロの行程はやっぱり疲れた。思い出せば出会ったのは二ツ岳ですれ違った2組だけだった。
稜線沿いはササが無くなっていてシカの食害も踏み跡も多く、獣臭を感じるところも多かった。ササが一斉枯死したあと戻っていないのだろう。なので歩きやすかったのだと思う。
