市内の幼稚園で話す。何の話をしようか悩み、与えられた時間45分を勘案して、30枚位の写真主体のスライドを昨夜作った。あえて身近な話ではなく、海外の採集話などにした。
いざ幼稚園に行くと聞いていた人数の2倍、300人の子供たちが待ち受けていた。ちょっとたじろぐ。
スライドのウケはまあまあ。卒園児だという小学生にとても虫に詳しい男の子がいて、こちらが出した質問にことごとく答えていた。
時間オーバーしてお昼前に終了。疲れた。どうでも良いことだが、帰り際に小学生が寄ってきて、
「はかせー、さっきのヒラタクワガタはどこのですか？」
と質問してきた。「はかせー」が嬉しくて、おもわず「真夏の方程式」を思い出して「この夏、少年は博士に出会った」とつぶやいた。昆虫展のセールスになればと半分嫌々引き受けた話だったが、良い経験になったし、今後も引き受けて良いかなと思った。
早めに帰宅して自炊。
