まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

パンク修理

自転車の前車輪がパンクした。キャンパス移動しないといけないタイミングだったので、押しながら近くの馴染みの小さな自転車屋に駆け込む。チューブも劣化気味。タイヤ部分も7年前に買ったときのままでさすがに側面も擦り切れて来ていたので、チューブと共に交換してもらう。4100円。ちょっと高いけど仕方ない。おじいさんの手際よい作業を見ながらいろいろ考えていた。
前車輪であれば自分でもチューブやタイヤの交換もできる(今回も時間があればパーツを買って自分で交換しただろう)。パンク修理は得意だし好き。思い返すと小学校高学年頃には、父親に言われて自分でパンク修理をやらされていた気がする。そして自転車が汚れていたら綺麗に掃除させられていた。休みの日に自転車を掃除する作業がとても嫌だった記憶がある。大人になってからはめっきり自転車を掃除しなくなった。周りを見回しても自転車を綺麗に掃除して使っている人は、良い自転車に乗っている人は別として、あまりいないように思う。以前に比べ自転車は身近な安い道具、使い捨てに近いものになってしまったのかも知れない。もしかするとタイヤの交換やパンク修理も出来ない人が多いのかも知れない。思えば中学校の技術家庭科の授業でも自転車の作りは机上で習ったが実技は教えて貰えなかった。
自分がいま乗っているのは、安いママチャリタイプのもので7年経つが、もう少し頑張って欲しいと思っている。何でも丁寧に使うことはエコロジーでエコノミーだと思う。嫁さんは7年も使ったのだから買い替えても良いというが、いろいろガタはきているものの重大な故障でもしない限り、しばらくはこの自転車でいこうと思う。
自転車はもう少し見直されても良いと思う。少なくともパンク修理くらいは誰でも出来るくらいの世の中になって欲しい。小学校か中学校でしっかり実習させたほうが良いかも知れない。そうなると簡単なパンク修理は自分で行うことになり自転車屋の商売にも影響が出るかも知れないけど、もともとパンク修理はそんなに利益がでないだろうし最近はパンクしにくいタイヤなども開発されているので、自転車屋の売上にとってもたいした影響はないだろう。
おじいさんのタイヤ交換は10分くらいで終了。決して儲かっているようには見えない店内には自転車が所狭しと並んでいる。