まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

陸産貝類勉強会

西条の山本さんに誘われたので、のこのこ出掛ける。息子も連れて行こうと思ったが、模擬テストの模擬のようなものが入っていたので一人で行く。参加者は8名とこじんまり。先生は地元の高校の先生で、貝類全般が好きな方。

まずは座学。標本とスライドを見ながら。陸産貝類好きとしては知っている内容が多かったものの、少しは勉強になることがあった。愛媛県では130〜140種の陸産貝類が見つかっているとのこと。
その後お昼をはさんで(お昼のグリーンカレーは美味しかった!カレー好きとしてはカレーだけどんぶりで出して欲しいくらいだった、つけ合わせも地元のものを上手に組み合わせていて素晴らしかった)、いざ野外へ。

外で生き物を探すことに慣れている人ばかりが揃っているので、先生がこの辺で、という合図の後、そんなに苦労もせずに次々見つける。



どうもこの日は陸産貝類の目になっていなかったようで(言い訳)、貝以外が気になってしまった。ムササビの糞とヒノキの実の食跡があって持ち帰ろうかと思ったが、前日の雨で濡れていたのでやめておいた。

最後は集まって同定会。というより、探鳥会の鳥合わせのような感じ。基本的に先生が図鑑で調べみんなで顕微鏡で覗くスタイル。絵解き検索があれば、もっとみんなで楽しめるのに、と思ったが、作成は難しいのだろうか(こう考えるのは虫屋の性?)。全体で12種採れていて、私自身は3種しか採集していなかった。先生だけが採集していたタワラガイがちょっとかっこよくて採りたかった。
今回見た場所は、季節的なものかも知れないが、そんなに貝類が多い感じではなかった。微小貝類が多くて、マニアックな感じになったが、それでもやり方さえ考えておけば子供向けの観察会なども企画できそう。今回のようなパラタクソノミスト養成講座のような企画が、今後も続くと良いと思った。次はコケか昆虫のゴール辺りで企画してください。>山本さん