まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2013年を振り返る

1年、選択の年だった。生きていく上で、毎日何らかの選択をしている訳だが、今年前半はある選択に絡む事になり、いろいろ気を遣った。結果的には良い選択が出来たと思う。自分一人で選んだ訳ではないけど。
研究は意外に頑張ったほうだと思う。長年の懸案をそっちのけで、新しく取り組んだヒメトゲムシとコクヌストを調べ、それぞれ2本づつ論文を投稿した。ヒメトゲムシとコクヌストは浮気のようなものなのだが、とても面白かった。浮気が本気になってしまったようなものかも。これはこれで良かったのだが、懸案事項をそのままにしてしまったのは良くない状況。来年こそはとこの正月休みに1本取り組んでいる。
年末には普天間基地移転の話が動き出してしまった。これも選択の問題。これまで選びきれずに硬直していた訳だが、妥協の産物で誰かが幸せになれるような選択だったのだろうか?私は辺野古への移転に個人的に反対なので、今回の選択に対して否定的にしか見ることができない。この事業以外にもスタジアムやダム建設に伴う事業でも、環境や生物を無視した選択が行われようとしている。震災以降、特に今年は各地で環境アセスメントが機能していないように思えることが顕在化してくることが多かった。悲しい。