まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

応用生態工学会松山(現地勉強会)

「応用生態工学会松山 現地勉強会=重信川の自然再生=」に行って来た。13時からであったが、道に迷ってしまい事務所に時間内に到着できず、現地にそのまま車で乗りつけた。
■河口のヨシ再生箇所
施工半年とのことであったが、結構ヨシが再生していた。意外に良さそうな感じ。再生地にはカニや貝(なんだろう、ミジン・・・?→クリイロカワザンショウのようだ)が多い。オオヨシキリがターゲットとのことだが、少し面積が狭い気がする。汽水・河口ということで、某ガムシが気になるところだが、再生地には居なさそうだった。

 
■広瀬霞再生箇所
以前から存在は知っていたが、初めて近くで見た。施工後1年半とのことだったが、まぁまぁ。池の周辺の植栽樹はクヌギやアキニレ、エノキだったが、樹勢が良くない。エノキにいたっては、カミキリやボクトウガにやられて枯れかけていた。

 
■松原泉再生箇所
施工後3年目経過。とても良い。カワニナが多くゲンジも生息しているようだが、両方とも地元の人が放したものとのこと。コイが居たのはとても寂しい感じ。近いうちにヒメドロを狙ってみたい。ここの環境はあの種が生息していそうな感じがする。さすがに無理かな?



 
現地視察のあとに中塚さんと三宅さんの発表があったが、どちらも面白かった。三宅さんとは今後もいろいろお世話になることがあるだろう。調査方法で面白いことをやっていて、いろいろ考えさせられた。というより、以前から調べたい環境の虫を調べる方法に使えそう。