まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

エゾモンチビオオキノコTritoma otaitoensis Nakane, 1961

オス メス 日本では北海道にのみ分布。

ビーバーヤドリムシ

S.V. Pushkin (2014) A new record of the parasitic beaver beetle (Platypsyllus Castoris) (Coleoptera: Leiodidae) from Stavropol Territory (Russia). Entomology and Applied Science Letters, 1 (4):1-3. ビーバーヤドリムシPlatypsyllus castorisが…

セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシの角状管から出される分泌物は最後の武器

Adema BARRYand Kazuro OHNO (2016) Cornicles of Uroleucon nigrotuberculatum (Homoptera: Aphididae) as the last against lady beetle larvae. Entomological Science, doi: 10.1111/ens.12221 タイトル通り。ナナホシテントウとヒメカメノコテントウで…

カミキリモドキ

Kosei Hashimoto, Hirotaka Sugawara, Fumio Hayashi (2016) Sclerotised spines in the female bursa associated with male’s spermatophore production in cantharidin-producing false blister beetles. Journal of Insect Physiology, 93–94: 18–27. カ…

ギャラリーフェイク

この夏休みに枕元に置いてギャラリーフェイクを改めて読んでいた。学生時代に先輩がスピリッツを毎週買って研究室に置いていたのだが、それを読むうちにハマってしまいコミックを全て買い揃えていた。多感な時代に読んだ本や漫画、聞いた音楽、見た映画、そ…

事務仕事

松山市は台風のせいで小学校などが休校。でも風雨はぜんぜん強くないし午後からは晴れ間もあった。 先週の出張以来、溜まっている事務仕事をこなす。出張報告などは夏頃から溜まっていた。すみません、すみません。あとは昨日までの報告など。まだまだ事務作…

西条移動昆虫展3日目

朝から雨。でもそこそこの人入りだった。 1時間で撤収作業。標本をミュージアムに返却して帰りついたら20時。疲れた・・・ この3日間の宿題をたくさん持っていっていたのだが、査読を1本と編集作業が少し進んだだけだった。

西条移動昆虫展2日目

午前中は人の入りが悪くどうなるか心配だったが、午後はそこそこ入場者があった。 夕方に「ひうちの湯」に行く。心からリラックスできた。

琥珀の中のチビゴミ

Joachim Schmidt, Igor Belousov, Peter Michalik (2016) X-ray microscopy reveals endophallic structures in a new species of the ground beetle genus Trechus Clairville, 1806 from Baltic amber (Coleoptera, Carabidae, Trechini). ZooKeys 614: 11…

Ishigakicoccus shimadai

Hirotaka Tanaka (2016) A new genus and species of Rhizoecidae (Hemiptera, Sternorryncha, Coccomorpha) associated with Acropyga yaeyamensis (Hymenoptera, Formicidae, Formicinae). ZooKeys 616: 115–124. 石垣島からアリノタカラの新属新種Ishigak…

西条移動昆虫展1日目

朝からバタバタ。連休中に不在になるので出掛ける際に娘に泣かれてしまったのは心が痛かった。 10時スタート。今回は池田君と黒田君に手伝ってもらい、4人で運営。 お昼は「cafeダイニング・つじ丸」でランチ。定食が1000円とちょっと高めだけど美味しい。 …

Entomology and Applied Science Letters

HP。インドの雑誌。インド人がいろいろ書きまくっている。うーん、分類学的措置を伴った内容の“論文”は、ICZN的にアウトかな。

準備

明日の準備で小西さんと岡安君とで午前中から西条へ。初めてのことなのでけっこう時間がかかり、帰って来たら夕方だった。 最近自分のことができていない。。。精神的に良くない。

淡水エイ2新種

MARCELO R. DE CARVALHO (2016) Description of two extraordinary new species of freshwater stingrays of the genus Potamotrygon endemic to the rio Tapajós basin, Brazil (Chondrichthyes: Potamotrygonidae), with notes on other Tapajós stingrays…

Menieroclerus

JUSTIN S. BARTLETT, ROLAND GERSTMEIER (2016) Menieroclerus gen. nov.: A new genus for Thanasimodes nigropiceus (Kuwert, 1893) (Coleoptera: Cleridae: Clerinae). Zootaxa, 4168(2): 395–400.

台湾のGonioctena2新種

Hee-Wook Cho, Haruo Takizawa, and Lech Borowiec (2016) Notes on Gonioctena tredecimmaculata (Jacoby, 1888), with Descriptions of Two New Species from Taiwan (Coleoptera: Chrysomelidae: Chrysomelinae). Annales Zoologici, 66(3): 357-369.

Archipines

Wioletta Tomaszewska (2016) A Contribution to the Neotropical Genus Archipines Strohecker (Coleoptera: Endomychidae: Lycoperdininae). Annales Zoologici 66(3):381-391.

Hylaperdina

EMMANUEL ARRIAGA-VARELA, WIOLETTA TOMASZEWSKA (2016) Hylaperdina squamosa, a new species of Neotropical Lycoperdininae (Coleoptera, Endomychidae) from Brazil. Zootaxa, 4161(4): 567–572.

【書評】「外来種は本当に悪者か?」

ここ2週間ほど本書をゆっくり読んでいた。かみしめるようにじっくり読んでいたわけではなく、読むのが苦痛で頁をめくるのが牛歩になっていた。何度途中で投げ出してしまおうとおもったか。 本書はとんでもない悪書で、読んだ後に本棚の奥にしまったり古本屋…

イランのジョウカイモドキリスト

VLADYSLAV MIRUTENKO, HASSAN GHAHARI (2016) An annotated checklist of Malachiidae (Coleoptera: Cleroidea) from Iran. Zootaxa, 4162(2): 331–346. この雑誌にこの程度で掲載されるんだ、という感想。

【書評】「研究者としてうまくやっていくには」

「研究者としてうまくやっていくには 組織の力を研究に活かす」 長谷川修司,2015 ブルーバックス 中標津のくまざわ書店で見かけ購入。一気に読んでしまった。これまでも類書を結構読んでいるが、本書はとてもよく書けているし解り易い良書。学生や大学院生…

道東調査4日目

何だか鼻の調子が悪い朝。今日は帰るだけのお仕事。 湿地はカが多く閉口させられた。トラップを回収して、地図で目をつけた林に向かう。1時間位うろうろしたが大した成果なし。荷物をまとめたり送ったり。 昼は木多郎でスープカレー。旨い。 お昼過ぎの飛行…

道東調査3日目

朝、伴君を見送ってから調査開始。水は昨日よりも50cmほど引いて調査地には行くことができたが酷い荒れよう。1時間ほど掬うが全くダメ。 昨日は轟々と流れていてフクドジョウが道路の上を泳いでいた場所。水は引いたけどアスファルトがえぐれていて車で通る…

道東調査2日目

朝から天気が良い。しかし昨日までの雨のために調査地に近付けず・・・・ 伴君が道東に個人的な調査に来るというのでお昼過ぎに合流して一緒に調査する。以前も来たことがあった場所だったが、しっかり調査するのは初めて。 日本らしからぬ変わった環境。 素晴ら…

ミヤモトホソヒラタハムシ

南西諸島に分布する。前種よりも大きい。

タグチホソヒラタハムシ

珍品。ススキにつくというが採集したことが無い。愛媛大学ミュージアムにも1個体しか標本が無い。

ツシマヘリビロトゲハムシ

大きいしカッコいい。採ってみたい。

キベリトゲハムシ

体長が4.5mm以上で腹部は側方が赤褐色であることで区別できる。フキがホスト。西日本では少ないようだ。

ヒメキベリトゲハムシ

体長が4.5mm以下で腹部が全体黒色ということで次種と区別される。

ヒゴトゲハムシ

西日本に分布するようだが記録は少なく局所的。ムラサキシキブにつくらしいが、私は採集したことが無い。ヒメキベリやキベリなどに一見似るが棘が長いので区別できる。