学内で開かれたシンポジウムに参加した。半分、強制だったのだが興味もあったので楽しく聞くことができた。特に特別講演したお二人は本当に話がうまく、小難しくとっつきにくい話をかくも聞かせることが出来るのか、と驚かされた。
関さんはホワイトボードを用いての講演だったが、理路整然としており、解り易い内容だった。話がつかえることもなく、一体どんなトレーニングをしたらこんなことができるようになるんだろう。講演を一言で表すと、「人間万事塞翁が馬」かな？ちょっと違うか。とにかく日本の田舎を取り巻く状況は深刻でもう取り返しがつかないほどではあるが考え方を変えることにより成功している例というのもかなりあるのだという。
佐藤さんの講演はPPを用いたもので1枚のスライド内の情報量が多いのにも関わらず内容は解り易かった。実例を出されるときに、私ならこの人のことを出すな、と思った人がまさに出てきたときはちょっと嬉しかった。こういう上手いことが言える人に科研の応募書類を書かせると通るんだろうな、などと思ってしまった。講演を一言で表すと、「thinking globally acting locally」かな。
会場はかなり満員で盛況だった。
