先日Col.Bull.に投稿した原稿がもう突っ返された、と思ったら、査読に回す前の編集サイド（subject editor）でのチェックにより、投稿規程に従っていない点を指摘され、かつイントロの文章も少し直された。
投稿規程に従っていなかった部分は、最初に出てきた学名には命名者名を付けること（科名と属名に付け忘れていた）と、タイトルに入っている単語をkey wordsに使っていたこと。後者は5つの単語のうち2つ位は良いかな、と思っていたらまんまと指摘されてしまった。イントロの直しは大したことは無かったが、格段に判りやすい英文構成になっていた。すぐに修正して再提出。たぶん今度は大丈夫。査読も無事に済みます様に。
驚いたのは、このsubject editorは、調べてみるとヨーロッパ出身でアメリカに留学していたが、今は中国のアカデミーに所属しているようだ。彼の中国での立場は判らないが、中国は現在、昆虫分類学にもバンバン予算を付け、海外からの一流の研究者の招聘などにも力を入れているというので、そうやって招聘されているのかも知れない。中国がちょっとだけ羨ましく感じた。
