徳島県立博物館で昆虫学会四国支部大会が開かれる。うちからは17人も参加。多過ぎ。発表も6題中4題がうちのものだった。内容はまあまあ。高知大の発表が面白かった。質問しようとしたが時間切れで残念だった。今回の最大の目的だった山田さんへの挨拶が出来たのでよしとしよう。
大会は早目に終わらせ、エクスカーション会場の高城山ファーガスの森へ移動。全く地の利が無いので他の車の後に付いていこうと焦ったが、途中から見失ってしまい、それでもなんとか無事到着。
ここの林は素晴らしい。斜面が緩やかでかつササも濃くないので採集しやすい。倒木や立ち枯れも多く、着いた人からばらばらと林に入っていく。
ボリュームたっぷりの夕食後は呑んだくれるグループと暗闇の林に採集に出掛けるグループに分かれる。天気予報を鵜呑みにして悪天候だと思い、ろくに採集用意をしてこなかった私は当然前者。時々戻って来る学生の採集品を冷やかし吟味しつつ呑む。
こんなのいるんですね、と言いながら松野君が持ってきたのはアワマイマイ！こんな高標高地に生息するとは知らなかったので正直驚いた。そして俄然やる気が出てきた。酔っぱらったままバンガロー周辺の大木や倒木を見回るといくつか採ることができた。良かった良かった。
戻ってさらに呑む。山内君がライトにきているネキを持ってきてくれた。ありがとう、と自分の容器に入れようとしたところ逃げ出してしまった。悔しい、と思っていたところ、10分後くらいに近くのライトに来ていたものを無事に再確保。この場合、採集者は山内君なのだろうか、自分なのだろうか。
2時頃に先に就寝。
