まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

ため池調査

梅雨の合間の貴重な晴れ間。朝から3つ廻る予定で出発。途中、アナグマロードキルを見つける。T先生の顔が浮かんだが、今日はまだ先は長いと死骸を道脇の草むらに置いてあげる。綺麗な雌個体でお腹が大きかった。
最初の池は山間で良さそうだったが見かけ倒し。何も採れない。暑くて汗だく。周囲にノイバラが多く閉口した。調査中に何度も電話があったが、電波が届かず、鳴るもののこちらの声も向こうの声も聞こえない状態。で、無視していたら、LINEでメッセージが入る。「職場体験は何時から来られますか?」
げ、すっかり忘れていた。1か月前くらいに口頭で聞かれ安易に引き受けていた気がする。忘れていたことを謝り、午後から対応します、とメッセージを送りすぐに引き返す。ため池2つ廻った後に美味しいラーメン屋で昼飯食べようと思っていたのに・・・・
昼飯も食べずに戻り何とか間に合った。女子中学生2人を午後から2時間の職場体験。午前中は吉田さんや野本さんが対応してくれていたようだ。すみませんすみません。時間があれば標本の同定作業と整理などをやって貰おうと思っていたが、難しそうなので標本整理を少しと標本室の説明と特別展の話。あと、大学教員とはどんな職業かという話をした。そのうちの一人が、将来は骨格標本作成を職業にしたいと言っていて、突然で漢字変換できず思わず聞き直してしまった。飼育していたペットのウサギが死んでしまい悲しかった経験からそういうことを職業にしたいと思うようになったとのこと。実に興味深い。いろいろ話をした。大学の事務などで職場体験するよりもミュージアムでの職場体験は、来館者対応などで学べることも多いし、教員が教えられることも多岐にわたるので意外に面白いかもしれない。でも、汚いTシャツ・作業ズボン、汗だくな状態で対応してしまい、カッコいい大学教員のイメージを粉砕してしまったのではないかと申し訳なく思った。
で、職場体験終了後はため池を1箇所廻った。暑くて汗だく。まだ6つも残っている。研究室に戻って自室の机で少し昼寝したが、倦怠感が酷いので早めに帰宅。疲れた〜