朝から子供相手の観察会。すっごく気が重かった。というのも担当者がダメダメでやる気を無くしていたからだ。事前の打ち合わせの際にPCを使いたいからプロジェクターとスクリーンを用意してもらえるように言っていたのに、前日に電話が来た際にはそんなものは用意できないと言い出す始末（研究室から一式持って行った）。それ以外にもいろいろあって、まぁ向こうが司会進行するから良いかと投げやりで出掛けた。
参加者は小学生が17名、運営側の大人はそれ以上という、何ともバランスが悪い感じ。まず1時間半ほど外で虫や水生生物を採る。あまり大したものは採れなかったが、子供たちは喜んでいた。
その後、室内に移動し観察・スケッチ。いざ会場に着いてみると参加した子供たちにお土産として容器に入ったメダカとホテイアオイが用意されていた････これには本当に脱力させられた。最後に30分ほど話をしたのだが、外来種がいかに在来種に悪影響を与えているかを話したりもした。机の上のメダカとホテイアオイのことも話そうかと思ったが、やめておいた。つつがなく終わったものの、自分のモチベーションが上がることはなく、参加者には本当に申し訳ないと思った。
暑くてペットボトルを3本空にするほど汗をかき疲れたが、それ以上に心が疲れた。武智君が帰り際に「メダカは無いですよね」と声をかけてくれたのが唯一の救いだった。
午後から博物館実習。午前中は小西先生に代わって貰っていた。
夕方に農学部に戻る。疲労感がひどく、仕事のやる気が出ない。学生を怒ったり説教してしまった。いや怒ったり説教したりするのは問題ないと思うが、自分の気分を前面に出してしまうのは良くない。早めに帰宅し媛彦温泉で汗を流して早めに就寝。
