かなり人が多く入っていた。年齢層は高い。
やはり円空の方が好き。他の人もそう感じているのか、円空の作品の前ではひとだかりが出来ていた。以前札幌で見かけたものも幾つかあったようだ。ギャラリーフェイクからのパクリだが、迷いの無い蚤跡が素晴らしい。
木喰は笑みを讃えた作品が多く、より庶民的だった。村の子供達がソリとして使っていたという作品は顔が擦り減っていて、それはそれとして展示してあるのが良かった。
円空も木喰も何を考えながらこんなに多くの作品を残したのだろうか。当然、出来の良しも悪しもあり、自分では納得いかないものもあったと思うが、作り続けるモチベーションを維持し続けたことは驚異的だと思うしその極意を学びたい。
