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学生のカミキリ屋3人と愛南地方へカミキリの材採へ。学生3人は修論・D論のテーマがそれぞれカミキリなので研究の延長（と言い張れないことはない）だが、私の場合は趣味以上の何者でもない。ちょっと後ろめたさを引きずりつつ出発。
遠い････お昼過ぎに現地に到着。海が凪いでとてもきれい・・・・センチな気分になる。
まずはこの地方でしか採れていないというウスアヤカミキリ狙い。ウスアヤと言えば琉球では駄物なのでまぁそんなに触手が動かない。のらりのらりと竹（？）を割っているとまずは山迫君が「出た！」、続いてすぐに岡花君が「やった！」。こうなってはカミキリ屋としての意地がある。必死に割っていると、別の場所で別の材を探していたハン君がひょこりやってきて竹を数本割って「あーこれかー」（ハン君はフトカミキリには興味が無い）。結局、1時間くらい粘って、採れなかったのは自分だけだった････
その後、岬の先端の方に転戦。思い思いに材採。自分はもっぱらカタツムリ拾い。いろいろ拾えたが、目当てのユーヒドラは綺麗な殻が見つからず。マメクワガタも採りたかったなぁ。材は申し訳程度に持ち帰ることにする。
帰りは行きよりは早く帰れたが、それでも21時過ぎに我が家に到着。お土産は芋ケンピ。
往復運転の山迫君、お疲れ様でした。

黒潮を見ながらの採集。

かぐや姫のようなウスアヤカミキリ。かわいらしい。