まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Ostomopsinae

PAWEŁ JAŁOSZYŃSKI & ADAM ŚLIPIŃSKI (2021) Revision of the subfamily Ostomopsinae (Coleoptera: Cerylonidae). Zootaxa, 4985(4): 459–481. DOI: 10.11646/ZOOTAXA.4985.4.2 別刷請求せねば。 ZootaxaのHPの仕様が大幅に変わった。慣れないからか使いに…

悲しいことがあった

この前登った山でのこと。 倒木の上にマムシがいた。何か違和感を感じ近づくと、頭を潰された死骸だった。おそらく数日前に殺されたものだと思う。山道ではときどきこういう死骸を見ることがある。有毒のマムシだけでなく、無毒のアオダイショウやシマヘビを…

石垣島からタイワンコオイムシ

中島淳 ・鹿野雄一(2021)石垣島初分布記録のタイワンコオイムシ.Fauna Ryukyuana, 60: 17–20. 2014年の記録。56年ぶりの記録とのこと。すごい。3Dモデルまで公開している。

日常

仕事山積。 夕方から夜間調査。よい場所だったが、狙いのものは確認できず。 ヌマ アマ

愛媛大学ミュージアム 開館10周年記念誌

e-bookで公開中。

アカクモヒメバチがジョロウグモに寄生

Takasuka, K. (2021) The northernmost record of Eriostethus rufus (Uchida, 1932) (Hymenoptera, Ichneumonidae) with an indication of new host, Trichonephila clavata (Koch, 1878) (Araneae, Araneidae) and its web manipulation. Entomological Co…

訃報

安富和男先生が6月8日に他界されたとのこと。享年96歳。 Epilachnaに関する研究のほか、カメノコハムシに関する研究を行われていた。 また、一般向けの書籍も多く出されていた。ご冥福をお祈りいたします。

調査4日目

雷鳴と雨音で目が覚めた。二度寝して少し遅れて出発。今日は山登り。かなり成果があった。 暗くなってから帰松。運転に疲れた・・・・

調査3日目

霧雨。アブラムシの調査に雨は大敵。数年前の同時期に10種以上確認されている場所でほとんど確認できず。昨日と同じく登山に変更。大幅に移動する。 途中でクマを目撃。ちょっと遠かったので感動は無かった。かなり人里近くなので驚いたが、ネットを検索する…

ロシアのオオキバハネカクシのバーコードと雄交尾器内袋

AS. Tokareva, F. Konstantinov, AJ. Brunke & A. Solodovnikov (2021) DNA-barcode and endophallus morphology delimit congruent species in a systematic revision of the oxyporine rove beetles of Russia (Coleoptera: Staphylinidae: Oxyporinae). C…

調査2日目

朝早くから活動。数年前に調査した際に10種以上アブラムシが確認された場所で粘ったが半分程度しか確認できなかった。小雨が降りだし次の地点へ。次の地点に着くと本降り。仕方ないのでターゲットを変えて登山。なかなか成果があがり良かった。

島根調査1日目

自分の責任ではない理由により出発が2時間遅れた。ちょっとイライラしたが、仕方がないので落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせる。時間を挽回すべく急いで廻るが、水分を摂らずに歩き回り疲れて頭が痛くなる。良くない。早めにホテルに入り横になっていると…

日常

午前中は久しぶりにスケッチ。本当はやるべきこと山積なのだが現実逃避。楽しいけど目が慣れない。やはりこまめに顕微鏡を覗かないとダメだな。 午後からオンライン会議が立て続けに2件。終わると陽が傾いていた・・・・ 明日から出張。用意が出来ていない。

テントウムシ脚裏の接着原理を解明

N. Hosoda, M. Nakamoto, T. Suga & S.N. Gorb (2021) Evidence for intermolecular forces involved in ladybird beetle tarsal setae adhesion. Scientific Reports, 11: 7729. https://doi.org/10.1038/s41598-021-87383-9 プレスリリースはこれ。すごい…

ガムシの竜骨状突起の意味

R. Matsushima (2021) Evidence of morphological adaptation to life underwater: sternal keel affects swimming speed in giant water scavenger beetles (Coleoptera: Hydrophilidae: Hydrophilini). Canadian Journal of Zoology, 99: 363–367. dx.doi.…

キソトビケラ

N. KAWASE (2021) Description of three new species of Psilotreta (Trichoptera: Odontoceridae) from Japan. Zootaxa 4980 (3): 589–598. 3新種を記載。日本産の同属は5種となった。 ウズキソトビケラPsilotreta voluta sp. nov. 四国、九州 モリタキソト…

ハラビロカマキリ

Oshima K (2021) A new subspecies of the mantis Hierodula patellifera (Mantodea: Mantidae) from the Daito Islands, the Ryukyus, Japan. Journal of Orthoptera Research 30(1): 95–98. https://doi.org/10.3897/jor.30.62022 ハラビロカマキリの大東…

ICZNクイズ(タイプ標本編)

1.ホロタイプ以外に記載に用いた標本があればパラタイプに入れなければいけない。2.古い原記載内でタイプとだけ示されている場合、それはシンタイプである。3.ホロタイプが紛失している場合、ネオタイプを指定しなければならない。4.ホロタイプが著…

ホタル科はコメツキ科に統合すべき

Douglas, H.B.; Kundrata, R.; Brunke, A.J.; Escalona, H.E.; Chapados, J.T.; Eyres, J.; Richter,R.;Savard, K.; Ślipiński, A.; McKenna, D.; et al. (2021) Anchored Phylogenomics, Evolution and Systematics of Elateridae: Are All Bioluminescent …

Tainiasoma

JF Lawrence, A Slipinski and HE Escalona (2021) Tainiasoma gen. nov. (Coleoptera: Salpingidae), a new genus from the Australo-Pacific region inhabiting palm fronds, with description of the Australian species Tainiasoma palmarum sp. nov. an…

ヤシャゲンゴロウ

加藤雅也・中濵直之・上田昇平・平井規央・井鷺裕司(2021)複数施設の生息域外保全による国内希少野生動植物ヤシャゲンゴロウの遺伝的多様性の保持効果.保全生態学研究,early view. https://doi.org/10.18960/hozen.2032 ヤシャゲンゴロウの遺伝的多様性…

日常

AM オンライン会議。 PM 書類仕事やゼミ。 目の周りの腫れが酷いが、少しマシになってきたので眼科に行かず。明日も腫れが引かなければ大事をとって行ってこよう。

オフ

疲れているからか、左目の周りが腫れてしまった。虫さされではないと思う。 昼から活動開始。図書館行ったり買い物したり。

フィールド調査

午前中は息子の練習試合の審判。久しぶり過ぎてルールを忘れていた。 午後から調査。山間の水田地点3か所を廻る。とても良い感じ。

Genus Pseudamblyopus Araki, 1941

Liu J, Lu W, Zang H, Li J (2021) First record of the genus Pseudamblyopus (Coleoptera, Erotylidae) in China, with description of a new species. ZooKeys 1040: 25–31. https://doi.org/10.3897/zookeys.1040.59547 スネビロオオキノコ属の中国産1新…

調査

夕方から出かけ夜間調査3か所。フクロウやヨタカの声が聞こえ嬉しかった。でも、カエルの鳴き声を忘れていて、自信なかった。鳥の声は瞬時に識別できるのに、カエルや虫の声は識別方法を忘れがち。なんでだろう?

石鎚調査

川人君と2人で1泊の石鎚山の調査を行った。(許可申請はきちんと行って) 6月2日 朝一で健康診断。血を抜いて少しでも体を軽く、という訳ではないけど、昨年より3キロ近く体重が軽くなっていたのは嬉しかった。お昼に土小屋から登り始める。16時に頂上到着。…

フィールド

朝からフィールド調査。いろいろ採れて成果あり。 10年以上ぶりにフタコブルリに出会う。 ほかに論文になりそうなものも採れたりしたが、これが今日一番嬉しかった。本当に好き。見つけてからはオフコースの曲が脳内でエンドレス再生された。 「あなたに会え…