まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

奄美2日目0304

5時起床。そのままポイントへ。暗いうちから探すが駄目。ポイントを教えてくれた方に朝から何度もメールして、ピンポイントで採れた場所は判ったが駄目。陽がのぼり、移動しながら同じような環境を狙う。そうだ、奄美にはバイオームしにきたんだった、という…

奄美調査

伊丹から関空経由で奄美へ。珍しく学生と一緒に行く予定だったがキャンセルされ、結局気ままな一人旅。 松山空港も機内も人が少ない。空から見る冬枯れの山々がどこか紫っぽく春を感じる。機内で斜め後ろの席の男性がマスクせずにくしゃみを連発していて、普…

ナガドロムシの化石

YANDA LI, ERIK TIHELKA, DIYING HUANG, CHENYANG CAI (2020) Specialized variegated mud-loving beetles from mid-Cretaceous Burmese amber (Coleoptera: Heteroceridae). Palaeoentomology, 3(1): 059–067. ミャンマー琥珀化石から新属Excavotarsusの2新…

届きもの

へへ。 世の中、中止中止、自粛自粛、待機待機と内向きなムードだが、こんな中でも変わらず物流を動かす人、通常業務で激務をこなす人、様々な人の仕事で世の中が回っていることを感謝したい。

Bryothinusaの1新種

TIANTIAN LIU, HIROKI. ONO, MUNETOSHI MARUYAMA (2020) A new species and new record of the intertidal rove beetle genus Bryothinusa Casey (Staphylinidae: Aleocharinae: Myllaenini) from Japan. Zootaxa, 4743(4): 585–593. ニッポンナギサハネカク…

【書評】チョウが語る自然史―南九州・琉球をめぐって―

福田晴夫(2020)チョウが語る自然史―南九州・琉球をめぐって―.322pp., 南方新社. 指導教員の有田先生から、「福田晴夫さんと高橋真弓さんはすごい人なんだ」と学生の頃に聞いた。どういう場面でそういう話になったのか忘れてしまったが、あまり人を褒めな…

オフ2

千田君の標本調査につきあって標本室で作業。 中條道夫先生の文献コレクションを整理してたら出てきたもの。中條先生が”Zonitis splendens”の記載を準備していた時のメモのようだ。他の資料を見ると1973年頃のもののようだが、この種は記載されたのだろうか?