実家にあったおそらく1975年の写真。亡くなった祖父が9月24日に撮影。銀水川横の小川でフナやドジョウが採れると写真の裏に祖父が書いている。記憶を辿ると、ほかにもドンコ、タナゴ（種不明）、カマツカなどが採れていた。カマツカとドンコが採れると嬉しかったし、ドンコが大きかった記憶がある。生活排水も流れ込んでいたし護岸もされていて良い環境とは言えない普通の水辺だったが楽しかった。少なくとも1980年代までは変わりないような環境だったと思う。
現在のほぼ同じ場所の写真。2020年1月1日の撮影。田んぼは耕作をやめてしまい放棄地となっていて草ぼうぼう。水路はかろうじて流れはあるがヘドロが溜り周囲はガマなどが生い茂る。銀水川の堤防は少し改変されたがほぼ以前のまま。水路には魚影はない。向こう側はショッピングセンターになっていて人も多いが、こちら側には子供たちの姿もない。
ノスタルジックと言われればそれまでだが、環境が変わったことよりも水辺で遊ぶ子供たちの姿が全くなくなったことの方が悲しい。
