まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

真夏

立川先生の葬儀に参列。故人と面識ないものの、論文などでお世話になっているし、立場上参列しておきたいと思った。3代教授と5代教授も参列しており、伝統というか、研究室の継続性についてしばし考えさせられた。
喪主である息子さんのお話が感動的だった。故人は幼い子供たちの名前をある新種につけたそうである。子供たちにとっては、嬉しくはあったがそれ以上のことは感じなかったそうだ。実際、虫の研究とは異なる進路を歩んだとのこと。しかし今度は自分自身が子を持つ身になり、そのことがどういうことなのか、物静かな故人のどういう気持ちの表れだったのか、やっと気付くことができたと言う。