まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

当たる

今日も山のほうは雲が低く立ち込めているので標高を下げて調査することに。宿泊地から10km程度離れた場所の二次林に囲まれた小さな湿地でネクイハムシをゲット!D. yoshitomiiだろう。嬉しい。Sominellaも1つ採れた。

午後から転戦。さらに少し標高を下げる。水田地帯の広がる場所に小川が流れている場所。小川と言っても水田に引水するために木で小さなダムを作っているようないかにも駄目そうな流れ。岩の表面を舐めるように見てもチビドロは採れず、水辺の泥を気合で見てもマルドロは歩いていず。

仕方ないので、岩に引っかかっている流木を拾い上げてみると無数のヒメドロがしがみついているではないか。おお、紋のあるGraphelmisも混じっている。やったぁ、と思っていると、
Ancyronyxだぁ!
前々から採りたかった属なのだ。嬉しすぎて小躍りしながら採集する。2日目にして当たる。

こんな流木に付いている。

それにしても流木の表面にヒメドロムシが無数に付いているので採集に時間がかかる。5本ほど調べてタイムアップになってしまい、まだまだ調べていない流木が転がっていた。