卒業式だった。
毎年、卒業生には読んで欲しい本を、裏表紙に一筆書いて渡すことにしている。今年は少し悩んで、惣中君にはこれとこれ。安達君にはこれを渡した。これまで毎年卒業生にちょっとした本や図鑑類を渡しているが、ここ数年は読書をして欲しいと思い図鑑的なものではなく読み物の本を渡している。でも読んで感想をきちんと伝えてくれたのは今のところ彼しかいないのが寂しい。でも今すぐではなくても、そのうちに読んで役立てばよいと思う。
ちなみに安達君にはこれを渡そうと思っていたのだが、上の本を間違って購入してしまい、まぁいいか、ということでそのまま渡した。この本は卒論生2人に「卒論を書くに当たって買って読むように」と何度も言っていたのに結局2人とも買わずにいた本だったのだから。
