まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

【書評】「ツノゼミ ありえない虫」

丸山宗利(2011)「ツノゼミ ありえない虫」幻冬舎,東京.
とにかく眺めて楽しめる本。しかし本書は日本語で読める唯一の世界のツノゼミの書籍のようなので、利用価値も高い。アブラムシもカッコいいけど、まぁツノゼミにはかなわない。本書がきっかけになって、日本産種の再検討も進むと良いなぁと思う。日本産は派手ではないし多様性も低いけど、分類学上の混乱が未解決である(けど詳しくは判らない)。