【書評】カマキリのすべて岡田正哉 2001トンボ出版

日本のカマキリについて一番詳しい本だろう。「〜のすべて」シリーズの中で、岡田さんが書いたこのカマキリとナナフシは秀逸である。
ナナフシの方は持っていたが、カマキリの方は絶版になっていた。古書でプレミアがついていて購入しようか悩んでいたがフィールド版が出ていたのを札幌の紀伊国屋で発見し迷わず手にする。
フィールド版もオリジナル版と内容は変わりないと思うが28頁に29頁以降の標本写真は実物大とあるのはオリジナル版の場合のみと思われるので注意が必要かも。