まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

石鎚詣で

見事なまでの曇り空。天気が下り坂とのことで学生みんなに振られたが、1人で石鎚方面に採集に行くことにした。
出発が遅かったので、面河に着いたのは10時頃になっていた。とりあえずは雲は低いが雨は降っていない。目的も当ても無く来たのだが、車には6mの竿しかないので、採集方法も限られている。まぁ雨ならEuhadraというぼくの最後の友達もいるし。
石鎚スカイラインを登っていくと、ミズキやゴトウヅル(?)、ヤマボウシも咲き残っていた。それらを掬うとPidoniaだけは多くネットに入った。普段は冷遇しているのだが、今日ばかりはたくさん採る。「やっぱPidoniaは良いよな」、「Pidoniaは楽しいよ」などと精一杯の強がりとおだてを自分に言い聞かせつつ。
土小屋からは瓶が森方面に向かう。瓶が森林道は学生の時に通ったことがあるものの、こんなに良い道だったか忘れてしまっていた。ダート道だったと記憶していたが、間違いだっただろうか。
とりあえず瓶が森に登ってみることにした。登り始めるとすぐに雨が強くなる。頂上までは1時間ほど。頂上に着いた頃には少し晴れた。頂上では高山昆虫が居ないか探したが、それっぽいものは採集できず。頂上の石の下でセダカを採集したのには驚いた。下りる時にも1頭追加した。頂上にはPodabrusが多く吹き上がっていた。
夕方早めに帰り始め、東温市を経由して18時に帰宅。

天候には恵まれなく、かつ研究材料としては成果は挙がらなかったが、そこそこ虫は採れて楽しめた。