今日はゼミがあった。M1の学生2人とM2学生1人の研究方針発表。
Y君の研究方針は、知らないうちに以前見せてもらったものと大きく方向転換していて、かつ調査方法が論理的ではなく、思わずムッと来てしまった。発表後の質問に思いっきり感情がこもって、言葉も刺々しい感じになってしまった。きっと学生はみんな怖かっただろう。少し反省。昨日にでも一度見せてくれれば、もう少し不備を少なくできたのに。
しかし、私の学生の頃なんてそんなんでは済まなかったものだ。それにもっと怖かった。
私が学部生の頃、ゼミで、
「今日はとりあえずこれまでの実験結果を中間発表として発表します」
と言った矢先、A先生が机が割れんばかりに叩いて立ちあがり（バアアーンと本当にすごい音だった）、
「とりあえずとはなんだ！時間を割いてゼミを行っているのに！不愉快だ」
と大声で怒鳴って部屋を出ていかれ、ゼミが1分もしないで中止になったことがあった。
確かに準備不十分だったし用意した資料にも不備があった。翌週には資料を完璧にして、「とりあえず」を言わないように緊張しながら発表したことを思い出す。
ゼミの時間を有効に使うにはやはり準備は大切だし、発表・参加する両方のやる気が必要だ。ゼミに義務感で出ているのなら本当に不幸だと思う。
