まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

2018-01-01から1年間の記事一覧

中国からナガヒラタ2新種

CHENG-BIN WANG, JIŘÍ HÁJEK (2018) Two new species of Tenomerga Neboiss from eastern Asia (Coleoptera: Cupedidae) . Zootaxa, 4526(4): 531–546. 丁寧で良い論文。ラオスと中国から2種を記載、うちラオスの種はかなり顕著。中国の種は発電所の明かりで…

標本調査

農環研と科博で標本調査を行った。山迫君宅に2泊させてもらった。辛い鍋を作ってくれたが、めちゃくちゃ美味しくて嬉しかった。2晩も深酒に付き合わせてしまい申し訳ない。 農環研も科博もコレクションをまじめに見るのは初めてで、もっと時間があれば、と思…

Micromalthusの頭

Margarita I. Yavorskaya, Thomas Hörnschemeyer & Rolf G. Beutel, (2018) The head morphology of Micromalthus debilis (Coleoptera: Micromalthidae) – an archostematan beetle with an unusual morphology and a unique life cycle. Arthropod systema…

甲虫学会2日目

朝からまじめに参加。 夕方につくばに移動。山迫君宅に泊めてもらう。

甲虫学会1日目

酒が残る朝。歩いて県博へ。懐かしい。 幹事会、講演、シンポジウム。夜は懇親会と二次会。すごい話を聞いて驚いた。

移動

朝の便で羽田へ。農学部の教職員が3人も同じ便に搭乗していたが、緩い服装は自分だけだった。見渡せばスーツ率高い。 北千住から東武線に乗り換え宇都宮へ。栃木に住んでいた頃は東京に出るとなるといつもこのルートだったが、乗り換えの時に戸惑ってしまっ…

日常

午前中は〆切間近のコラム2本。書きかけていたのだけどそのままにしていたので一気に書き上げる。量が450字と言われていたけど倍以上の字数になってしまい、煮詰まる。削りに削りなんとか仕上げ提出。午後は書類仕事と編集作業。編集はほぼ終了。 明日から懐…

簡便な解剖法(某原稿のボツ版)

昆虫類の正確な種の同定を行うために、特に雄の交尾器を確認することが必要な場面は多い。交尾器の形態が多様なグループでは、外部形態ではどれも似通ったどんぐりの背比べ状態だったものが、交尾器を見るとすんなり種の同定ができるケースも多い。外見とは…

【書評】カメムシ博士入門

お勧め! 安永智秀・前原諭・石川忠・高井幹夫(2018)カメムシ博士入門.212 pp., 全国農村教育協会. いろいろ役立つ本。でもカメムシを調べるなら本書だけでなく図鑑類も併用しないと無理。そういう面ではある程度知っている人向けの本になっている。

午前中は工学部の渡辺さんの研究室にお邪魔して雑談。初めてお会いしたが、共通の知り合いも多く興味も似ていて楽しい話をいろいろ聞けた。 その後、標本室で探し物。なかなか出てこなくて困った。別室でちょっと作業してから農学部に戻る。編集作業の続き。

ネパールのヒゲブトオサムシ

Peter Nagel (2018) Flanged Bombardier Beetles of Nepal (Insecta: Coleoptera: Carabidae: Paussinae), with nomenclatural and taxonomic notes and descriptions of new species. 249-282. In: Hartmann, Barclay & Weipert: Biodiversität und Naturau…

『賢い子』は図鑑で育てる

こんな本あるのか!うちにもたくさん図鑑あるけど、もっぱらお父さんがにたにた見てるだけだし、高い図鑑は子供たちに触らせないし。ちょっと当てはまらない家庭かも。でも「賢い子」を育てるために図鑑を買うという言い訳ができた。

編集

送られてきた原図をスキャンし、フォトショップで綺麗にする作業。最後の1本。めんどくさいけどこの著者のスケッチは力強くて好きだし興味ある内容なので、作業が楽しくないわけでもない。いややっぱり面倒。何とか全てを組み終わり、著者校正と編集校正にも…

Huxelhydrus syntheticusの幼虫

MARIANO C. MICHAT, YVES ALARIE, JIŘÍ HÁJEK (2018) Larvae of Huxelhydrus syntheticus Sharp, 1882 (Coleoptera: Dytiscidae: Bidessini). Zootaxa, 4524(1): 121-131. 読みたい。面白そう。

韓国からLissodemaの1新種

Seung‐Gyu Lee Jongok Lim (2018) A new record of the genus Lissodema Curtis 1833 (Coleoptera: Salpingidae) with description of a new species in Korea. Entomological Research, early view 読みたい。

Ochthebius (Cobalius) lanthanus sp. nov.

IGNACIO RIBERA, GARTH N. FOSTER (2018) Report of Frank Balfour-Browne’s collecting in Gran Canaria and Madeira (1932-1933), with the description of Ochthebius (Cobalius) lanthanus sp. nov. (Coleoptera, Hydraenidae). Zootaxa, 4524(1): 65-76.

Trechitaeの分子系統

D.R. Maddison, K. Kanda, O.F. Boyd, A. Faille, N. Porch, T.L. Erwin, and S. Roig-Juñent (2018) Phylogeny of the beetle supertribe Trechitae (Coleoptera: Carabidae): Unexpected clades, isolated lineages, and morphological convergence. Molec…

奄美大島

1991年6月。湯湾岳周辺で撮影。最後のものはスカシバルアーで八津野での調査風景。

日常

ぶんが死んでしまった。夜中に気になって見てみたら、すでに冷たくなっていた。何が原因だか判らないけど、そのうがやけに膨らんでいる気がしていた。数時間まえには元気そうに見えていたのにショック。 朝起きて娘に伝えたら泣きじゃくってしまい、それを見…

試験

お昼から入試業務。意外と疲れた。

藤岡町昭和の森

1993年6月3日撮影。藤岡町昭和の森の中にあった小さな流れを堰き止めた人工の池。ガガブタネクイハムシが居て、上流の湿地にはツヤネクイハムシやカツラネクイハムシがいた。とても好きな場所でよく通っていた。

八事の湿地

1993年頃。八事霊園の裏みたいなところにあった。1999年頃に再度確認しに行くと乾遷移とバイパス建設の影響でほとんど無くなっていた。ツヤネクイハムシやヒメタイコウチがいた。近くの自動車学校に通っていたが、ここに行って何度も講義に遅れてしまった。

文鳥

朝一番にペットショップへ。娘との約束で文鳥を買う。この1年ほどペットが欲しいというリクエストでいろいろ調べ、結局文鳥になった。コンパニオンアニマルを購入、飼うこと自体はじめて。何だかいろいろ大変。 今年生まれの1羽。名前は「ぶん」に決定。

Aesalini

M.J. Paulsen (2018) Generic changes in the stag beetle tribe Aesalini (Coleoptera: Lucanidae: Aesalinae) with the description of two new species. Insecta Mundi 0666: 1–10. Zelenkaesalus Krikkenを属に昇格。新属StrabaesalusをEchinoaesalusに…

BLACK FLY DAY

ブユの写真は無かったので、キバネクロバエ。大きくて顕著でヒグマの糞から出た記録があるカッコいいハエ。(札幌市で撮影)

日常

昨日の件を引きずって一日を過ごす。感情移入しすぎなのかも知れない。最近、虫屋さんの訃報や入院などの連絡が立て続けに入ってくる。 午後から会議。 英文誌は1本を除き初校を著者に送る。 「Black Friday」が明日とのことで新聞の広告にでかでかと載って…

日常

午前中は授業。さっそくナナフシの鳥散布の話を入れ込んだ。 午後は学生実験だったが小西さんに代って貰った。で、数日前に連絡貰っていた標本の寄贈について、標本を見せて貰いに行く。電話で聞いていたものよりも量が多く内容も全然違っていた。いろいろ大…

日常

朝から、会議、授業、会議、ミュージアムカフェ。キャンパス内を2往復。疲れた。

飲み会

何かとバタバタ。 夜はミュージアムの学生スタッフを含めた飲み会@こすもす。旨い。もっと近かったら贔屓にしたのに、なかなかここまで呑みに来るの大変。料理全般美味しかったが、量が多くて残ってしまったのが勿体無い。

飛ばテンの効果

T. Adachi-Hagimori, M. Shibao, T. Seko & K. Miura (2018) Release of the Flightless Strain of Harmonia axyridis (Coleoptera: Coccinellidae) Against Two Aphid Species on Komatsuna (Brassica rapa var. perviridis) in Open Fields. Journal of Ec…