まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

壊すのが下手な日本

最近、日本は壊したり無くしたり、止めたりすることが下手なのではないかと思い始めた。昨日の幼稚園の発表会も先生たちが少なく大変そうだった。父兄もかなり手伝いにかり出され、その係に当たった嫁さんもまた大変そうだった。すぐにやめてしまえ、とは言わないものの、出来ないものを続けるメリットはあるのだろうか?
学会や研究会もそう。目的が続けることになっているものが多いように思う。続いたものへの価値を疑う訳ではなく、続けることにだけ価値を見いだすことに意味があるのだろうか?ということ。続ける為に中にいる人達が頑張っていて、その頑張っている人が続けたいのであれば問題ないが、そう考えていない人達を無理矢理巻き込んでいるケースがとても多い。「止めることはいつでもできるけど、一旦止めると続けることは出来ない」などと言う理解はできるけど訳判らない言い訳みたいな呪文を何度か聞いたことがあるが、そんな呪文を吐く位ならいっそ止めてしまえば良いのに、と思うこともあった。
公共事業もそう。続けることが目的になっているものがどれだけあるか。