まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

休日出勤

某仕事。寒く無くてよかった。

つつがなく終わる。補助として外国人の教員と組んだが、なぜそこまで変なルールに則って作業をするのか判らない、というような顔をしていた。会話も問題ないし難しい文章も読めるのだけど、そこまできちんと従う理由が判らない。俺もそうだから心配するな。

気疲れで早く寝てしまう。

Lamiinae

F. Shi, T. Yu, Y. Xu, S. Zhang, Y. Niu, S. Ge, J. Tao & S. Zong (2023) Comparative mitochondrial genomic analysis provides new insights into the evolution of the subfamily Lamiinae (Coleoptera: Cerambycidae). International Journal of Biological Macromolecules, 225: 634–647.

何だかひっちゃかめっちゃかな感じ。フトカミキリのtribeは無きものにしても良いのにといつも思う。

【書評】 ミステリー作家が見た奄美の多様な生物800

いろんな生き物が紹介されていて面白い。鳥類が多いと思ったら、著者は奄美野鳥の会の会長もされていたのか、納得。

甲虫類は62種が掲載。アマミヨコミゾドロムシが大きく取り上げられている。

奄美行きたい。

【書評】プロの履歴書からわかる生きものの仕事

読了。とても良い本だった。これはお勧めの1冊。ただ、子供向けで生きものに主眼を置いているので、どうしても動物園、水族館、ペットショップ等がメインになっており、「4章 生きものを調べたり研究したりする仕事」が浅くなっている。環境省職員も2人だけしか紹介されていないし、コンサル関連も2人。地方公共団体職員でもぜひ紹介したらよい人がたくさんいるし。ぜひ続編を期待したい。また、生きものの仕事に関係する資格に「生物分類技能検定」とか「樹木医」とかも出ていないのも残念。

いろんな人が出てくるが、そんな中でも標本士の相川さんが異質でとてもカッコいい。

 

フィールド調査

学生とフィールド調査に行こうと思っていたが、連れていこうと思っていた学生が陽性になってしまったとのことで、1人で調査に。由良半島。ついでにピークハント1つ。

予想通り良い環境だったが、成果なし。うーん、難しい。

【書評】日本原色アザミウマ図鑑

日本の図鑑史にまた新たな1ページが刻まれた。これはすごい図鑑だ。

岡島先生は、何度かお酒の席を一緒にさせて頂いたことがあったが近寄りがたい存在感があり何か大きなことを成し遂げそうな雰囲気があった(ご本人は極めてフレンドリーなんだけど)。まさかこんな図鑑を出されるとは!

生態写真が美しく、どなたかプロの方が撮影されたのかと思ったら、全て岡島先生ご自身の撮影とのこと。すごい。

この図鑑が出たことによってアザミウマブームが来るかも。でもすべての種に和名が付いていないのはマイナスポイントだ。