Makarov K.V. & Matalin A.V., 2021. The larval stages and metamorphosis of Lebia
(Poecilothais) bifenestrata A. Morawitz, 1862 (Coleoptera: Carabidae). Russian Entomol. J., 30(4): 468–481. doi: 10.15298/rusentj.30.4.09
これは面白い論文だった。
フタホシアトキリゴミムシの幼虫を飼育して詳細に記載しており、生態が面白い。飼育中の餌としてはブチヒゲケブカハムシの幼虫やミールワームの潰したやつ、アブラムシなどを与えていたが、幼虫はブチヒゲケブカハムシの蛹室内で確認された。幼虫は2齢期で他のLebia属幼虫やBrachininiで知られるような過変態となる。また、面白いことにF1成虫はその親個体に比べ体が大きくエリトラの斑紋も異なっており、幼虫期の餌の違いでそのような変化があるのかも知れない。
アトキリゴミムシの幼虫は面白そうだから調べてみたいけど、飼育がなぁ・・・・