まるはなのみのみ

日記です。ときどき意見や感想。

事故

もう済んだ話なので書いておく。今年の夏に近くのショッピングセンターに買い物に行った帰り、嫁さんが運転し私が助手席に乗っていたのだが、事故にあった。こちらは2車線の優先道路を走っていて、左の細い脇道(よく抜け道で使われている)から入ってきた車に追突された。向こうに一旦停止の標識あるしこちらも飛ばしていたわけではないので、どう見ても向こうが悪い。嫁さん曰く、向こうはしっかり一旦停止していたので思わず出てしまったのだろうと。こっちの車の左前がぶつけられて凹んだ程度ですんだ。相手の人も良い人だったので全くもめることはなかった。で、この事故の時に思ったことが2つある。

1つは謝りたかったなということ。事故の際、「すみません」と言ってしまうと事故の過失割合などを計算する際に不利になり良くないと聞いたことがある。実際に保険会社に連絡した際も、「相手側から謝罪の言葉はありましたか?」と真っ先に聞かれた。相手も慣れているのか(?)、「お手間を取らせてしまい、すみません」と謝るポイントをしっかり限定させた言葉を使っていた。いま日本は、謝ったら負け、というような雰囲気になっている。でも、それは間違っていると思う。こちらは悪くなくても、こちらからも「すみません」くらいは言いたかったと思った。隣で嫁さんが絶対に言うなという顔をしていたので、言わなかった(言えなかった)のだけど。

もう1つは運転していたのが嫁さんだったから事故にあってしまったのかも、と。嫁さんは運転が上手い。この日も行きは私が運転していたが眠くなったので帰りは代わって貰っていた。私は彼女の運転に対し信頼しきっているのだけど、周りにはそうは見えないのかも知れない。運転手が女性だったので、無意識に運転技術が拙いと思い入り込もうとしてしまったのではないか。これは私も女性や高齢者がドライバーの場合、無意識に瞬間的にそう判断してしまっているかも知れない。これは自分自身でも気を付けなければならないと思った。