2020-05-13 爪痕 考えていること 永幡嘉之(2011)爪痕~東日本大震災~月刊むし(483):50-54. 改めて読んだ。これをその年の数か月も経たないうちに書いているのが凄い。 「安全な場所からやり場のない怒りを誰かにぶつけているという点においては、どの記事も本質的には変わりはないし、被災地の生活や感情とは遠いところにあって、寂しさとやりきれなさばかりが残った。私自身はそうした思いをどこかにぶるけるのではなく、虫のことをしっかり書かねばという思いを強くした。」